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その3:到着編 (12/20)


●タヒチ&ボラボラ到着

空港の出迎え  タヒチ島のファアア国際空港に着いたのは、夜の12時過ぎです。小さな空港なので、入国審査などはいたって簡単です。さっそくタクシーを拾い、今日の宿であるホテル・ロイヤル・パペーテに向かいます。このタクシーの運ちゃんが、これ以上ないってぐらいの好い人で、つたない英語で一生懸命に話をしてくれます。これですっかりタヒチの第一印象はOK。思ったほど暑くないねー、なんて言ってるうちにホテルにつきました。ホテルは薄暗く、いかにも街中の中級ビジネスホテルという感じ。妻はやや不満そうですが、私は「どうせ今日は寝るだけだし、こんなもんだろう」と納得し、さっさと寝てしまいました。

 翌朝は、午後の飛行機までのわずかな時間を利用してマルシェ(市場)に買い物に出かけました。今年はタヒチの絵葉書で年賀状を出そうと目論んできたので、大量の絵葉書を買い込みます。ついでにサンドイッチを買って近所の公園で朝食。ホテルに戻って荷物をピックアップすると、そのままタクシーで空港に向かいました。空港のカウンターでE-チケットを受け取り、そのままチェックイン。カフェテリアで簡単な昼食をとった後(食べてばっかり?)、ボラボラ行きの小型機に搭乗です。エアータヒチは全席自由席ですが、それほど混んでなくて、窓際の眺めの良さそうな席をゲットしました。離陸すると10分ぐらいでモーレア島に到着。あまりにあっけないフライトですが、我々はここでは降りず、そのままボラボラに向かいます。追加の乗客が乗ってきて再び離陸し、40分ほどでようやくボラボラに到着しました。

 ボラボラ島の空港は、モツと呼ばれる小島にあり、どこへ行くにも船に乗らなければなりません。多くの人は、エアータヒチが運行している大きな船にのって中心街のバイタペに行くのですが、我々の泊まるボラボラ・ラグーン・リゾートからは、専用のクルーザーが迎えにきています。他にも専用クルーザーのホテルはいくつかあったけど、ラグーンリゾートのが一番格好良くて、ちょっと満足かな。約20分ほどのクルージングの最中も、ラグーン(環礁)内の水の綺麗さに驚くばかり。やがて専用桟橋に到着し、チェックインということになります。



●ボラボラ・ラグーン・リゾート

 定番のココナツジュースを振る舞われながらのチェックインが終わると、明日の結婚式の打ち合わせ。と言っても、「4時頃に迎えにいくから、パレオを着られる格好で待っててね」というだけで終わりです。それからいよいよ待望の水上バンガローに案内されます。ビーチから伸びる長いデッキをどんどん先まで進み、いったいどこまで行くんだろうと思っていると、なんと案内されたのは一番先端のバンガロー(この理由は後で明らかになります)。三方を海に囲まれた、これ以上の眺めはないというぐらいの最高の部屋ではありませんか。

水上バンガロー  右の写真がそのバンガローです。先にはもう海しかないのがわかりますね。さっそく部屋に入って設備をチェック。なんといっても、テラスからそのまま階段を降りて海に入れるようになっているのが嬉しいです。 定番のガラステーブルもあります。蓋を開けられるようになっているので、パンの切れ端などを投げてやるとどんどん魚が集まってきます。部屋にはちゃんとエアコンがついていますが、むしろ天井のファンを回すだけぐらいの方が心地よいぐらいです。バスルームは浴槽とシャワーブースが独立した贅沢な作り。あとは…なんてことをチェックしているうちにドアがノックされ、なんだろうと思って開けてみると、ホテルからのサービスのワインでした。なかなか気が効いてるな、と思いつつも、食事前だし今はいいかと思って冷蔵庫へ。結局このワインはそのまま日本に持って帰ることになってしまいました。

 のんびり部屋でくつろいでいると、あっという間に夕食の時間。今日はホテルのメインダイニングでディナービュッフェです。目の前でロブスターを焼いてくれたり、なかなか美味しかったけど、御飯が糊のようになってしまった寿司だけは食べられなかったなあ。その後は隣のラウンジでタヒチアンダンスショー。それから外に出てファイヤーダンス。おじさんがしょっちゅう失敗して火のついた棒を落としてしまったのは御愛嬌として、こうしてあっという間にボラボラ第一夜は過ぎていったのでした。


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