2001年度 試合結果


4/21 TMリーグ(滝ヶ原)

ワンサイドパワーズ10
ブルーオーシャンズ

(敗)大淵1敗

4年連続でTMリーグ開幕はパワーズ戦。リーグ戦初先発の大淵は、いきなり先頭打者にヒットを打たれると、振り逃げやエラーもからめて3失点。味方もその裏1点を帰してなお一死満塁と攻めたが、内野ゴロの岡がファールを主張して走らずそのまま併殺となった。その後試合は落ち着いたが、4回から登場した2番手阿部も、やはり振り逃げをきっかけに3失点。一方攻撃陣はと言えば、伊藤の2安打と直江の1安打のみに抑えられ(追記:古川の当たりそこね内野安打もありました)、それでも四球などで2度の満塁のチャンスがあったもののいずれも無得点。最後は6回表の大量失点で試合を決められてしまった。まさに良いところ無しの開幕で、昨年の不調からまったく立ち直りの気配すら見えない21世紀第1戦でありました。


5/13 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
イージャンズ

(敗)細野1敗

初回のブルーオーシャンズは、一死から大高が打撃妨害で出塁、盗塁で二塁に進んだが、例のごとく牽制死であっさりチャンスを潰した。続く直江がヒットを打っただけに悔やまれるボーンヘッドであった。するとその裏、先発の細野が二死二塁からホームランを打たれ2失点、次の回にも1点を失う。しかし投手陣はその後立ち直り、細野が3・4回を、リリーフの新田が5・6回を、それぞれ危なげなく抑えて試合を引き締めた。一方の攻撃陣は、相手の守備の乱れに乗じ、3・4回にそれぞれ1点ずつを返し、続く5回には阿部・森山のクリーンヒットで二死一・二塁と攻めたが後続が凡退。結局そのまま1点差で逃げ切られた。


5/26 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
INFINITY

一回裏、先発新田がいきなり四球と2本のタイムリーで2点を失う不安な立ち上がり。しかしその直後の2回表、直江のヒットの後、藤原と玉木のタイムリーで即座に同点として、攻撃陣が意地を見せる。一方の新田も2回から少しずつ立ち直り、4回裏一死一・三塁のピンチもキャッチャーフライとセカンドライナーで凌ぐ。6回裏無死二塁のピンチは相手の盗塁失敗で助けられたかと思ったが、その後さらに一死二・三塁と攻められ絶体絶命。しかしこのピンチもショートゴロとサードフライで乗り切り、結局7回を投げ切った。ブルーオーシャンズは最終回二死一・二塁と攻めるも大淵が三振、結局そのまま時間切れ。負けはしなかったものの今シーズン初勝利はおあずけとなった。


6/2 TMリーグ(滝ヶ原)

エンジェルスSr.10
ブルーオーシャンズ

(敗)新田1敗

今シーズン初めて、初回を無失点で乗り切る順調な立ち上がり。しかしその裏二死一・二塁のチャンスを逃すと、続く2回表に相手打線が爆発。二死一・三塁から3連続タイムリーで4点を先制された。その裏、四球や内野安打などでどうにか1点を返すも、試合が決したのは4回表。4本のヒットと2つのエラーで4点を追加され一方的な展開になる。それでもその裏、伊藤の内野ゴロと直江のタイムリーで2点を返し、さらに続く5回には一死満塁から新田のタイムリーが出たが、2塁走者が無理な本塁を狙って噴死。走塁ミスで流れを掴みそこねるいつもの悪いパターンにはまってしまった。2番手加順は好投したが、6回表二死満塁から自らのエラーで2失点。その後、最終回は一死満塁まで攻めたが、最後は新田のいい当たりがショートの正面をついて併殺でゲームセット。梅雨を前にして依然初白星を挙げられず。


6/9 TMリーグ(滝ヶ原)

メテオス
ブルーオーシャンズ

(敗)新田2敗

立ち上がりのコントロールが定まらない新田は、味方のエラーにも足を引っぱられて2回までに3失点。しかし、その後は緩い球を効果的に使うようになり、3・4・5回を無失点で切り抜ける。打線は相手投手の速球とカーブにてこずっていたが、4回裏二死三塁から岡がセンター前ヒット、5回裏も二死三塁から敵失で小刻みに点を取り、追いすがる姿勢を見せた。しかし6回から登板した2番手大淵が誤算。四死球で走者を溜めて最後はスリーランホームランを打たれ、一気に点差を広げられてしまった。結局そのまま押し切られ、早くもTMリーグ3連敗となった。


6/23 TMリーグ(府中健康センター/ナイター)

ブルーオーシャンズ
ダークホース

(敗)新田3敗 / (本)阿部1号

初回、無死満塁から相手のエラーで1点を先制し、さらにたたみかけるかと思われたが、後続が打ち取られて3残塁。その裏三つのエラーで同点に追い付かれる。その後、試合は二転三転の大乱戦となった。2回表に一死二・三塁のチャンスを逃したものの、3回表一死満塁から嵯峨の犠牲フライで勝ち越し。ところが先発新田が3回裏に3安打で逆転される。4回表、阿部のタイムリーで追い付くものの、その阿部が牽制死。するとその裏、再び3安打で2点をリードされる。それでも粘るブルーオーシャンズは、5回表に嵯峨のタイムリー内野安打、6回表には阿部のホームランで同点に追い付いた。ところがその裏、二死から二塁打を打たれたところで新田から阿部に交代するも、次の打者の三塁強襲ヒットで勝ち越し点を奪われる。最終回、二死一・三塁まで粘ったものの、最後は大淵が三振でゲームセット。


6/23 TMリーグ(府中健康センター/ナイター)

ダークホース
ブルーオーシャンズ

(勝)阿部1勝 / (本)玉木1号

ダブルヘッダー第2試合は、前の試合から連投の阿部が先発。いきなり初回、ヒット−盗塁−タイムリーの繰り返しで2失点。正捕手不在の弱点を突かれた結果となる。しかし攻撃陣は好調で、1回裏は玉木のホームランと助っ人山本の二塁強襲タイムリーで同点。続く2回裏も、無死満塁から落合のタイムリーで2点を勝ち越し。更に無死二・三塁のチャンスは、岡のバント空振りで飛び出した落合・玉木が相次いでアウトになり潰れてしまったが、続く3回裏にも嵯峨のタイムリーで貴重な追加点を奪った。阿部は4回表に大淵のエラーをきっかけに2長打で1点差まで迫られたが、その後を凌いで完投勝利。チームも長い連敗街道を抜け、ようやく今期初勝利となった。


6/30 TMリーグ(けやき公園)

ブルーオーシャンズ11
国士無双

(勝)新田1勝3敗

初回、阿部のタイムリーで先制するも、その裏4安打などで3点を失い逆転される不安な立ち上がり。しかし打線は好調で、2回には押出しで、3回には岡のポテンヒットで1点ずつを奪って同点に追い付いた。先発の新田は、2回のピンチを凌ぐと、その後は徐々に安定したピッチングを見せる。4回表には阿部と落合のタイムリーなどで4点を取って試合を決めると、5回・6回にも追加点を奪い、結局、今季最多の11安打11得点で試合を終えた。


7/7 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
ワンサイドパワーズ

(勝)新田2勝3敗

先頭打者大淵が2塁打で出塁するも牽制死という出だしも、続く玉木の四球のあと、伊藤のライトオーバーの当たりで玉木がホームイン。自ら本塁を狙ったのは暴走だったが、相手のエラーを誘ってセーフ(記録は3塁打)。ところがその裏、一死から3塁打の後、続く打者は二塁横へ強い当たり。玉木快心のダイビングキャッチも送球が間に合わず1点を取られた。さらに、このプレーで玉木が左肩脱臼というアクシデント。今季好調だっただけに、長期離脱による戦力ダウンが心配される。一方、試合はその後膠着状態に入り、味方打線も沈黙するものの、先発新田は2回二死二塁のピンチを凌いでからはすっかり安定したピッチングを見せる。すると5回表、満塁から押出しの後で阿部の2点タイムリーが飛び出し4点差とする。最後は6回から登板の大淵が無難にしめてゲームセット。昇り調子の3連勝で前半戦を終了することになった。


8/4 練習試合(三ツ沢公園)

ブルーオーシャンズ14
ゼンリン

(勝)新田3勝3敗 / (本)伊藤1・2号、阿部2号、藤原1号

センターが若干狭い三ツ沢公園球場、1回表無死二・三塁から伊藤のセンターへの当たりがホームランとなって幸先の良い立ち上がり。その裏新田がいきなり連続四球で不安な立ち上がりだったが、どうにか1点に抑えて試合を締める。すると、3回表には阿部会心の当たりが左越ホームラン。さらに4回には、無死満塁から藤原の特大グランドスラム、さらに続く伊藤も、今度はケチをつけさせないと言わんばかりの大きなホームランで続き、なんとホームランばかりで10得点という空前絶後の打撃陣大爆発となった。その後、直江の2打席連続二塁打や、嵯峨、新田、岡のタイムリーなどで4点を加え、後半やや疲れの見えた新田・阿部が多少の失点をするものの、危なげなく逃げ切った。


8/25 練習試合(滝ヶ原)

日立中研
ブルーオーシャンズ

(敗)落合1敗

いきなり3連続三振という、すばらしい新田の立ち上がりに続き、その裏の攻撃では、大淵・嵯峨の連打で得たチャンスに相手のエラーで1点を先制した。しかし、続く無死二・三塁のチャンスで追加点が奪えず嫌な雰囲気。新田は、2・3回の二死満塁、4回二死二・三塁、5回一死一・三塁と襲いかかるピンチをどうにか無失点で凌いだ。その好投に応えるように、4回裏には一死満塁から岡の2点タイムリーで貴重な追加点をあげ、新・必勝パターンを目指して落合を投入した。しかし、四死球で溜めた走者を不運な内野安打で返されるなどして逆転を許す。結局そのまま1点差で逃げ切られ、去年の雪辱はならなかった。


9/15 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
ポロリーズ

(勝)新田4勝3敗

当時私は三塁コーチャーをしておりました。確か捕手が投球を右膝に当てて1塁方向に大きく弾いたものと記憶しております。ワイルドピッチだったかパスボールだったかは忘れましたが。記録上盗塁にはならないだろうけど、直江の見事なスタート&ダッシュでした。好投手から好走塁で奪った先取点でした。新田の好投も光りました。ところがこちらも追加点を奪えずにいるうちに、6回裏、当の直江三塁手の失策をきっかけに逆転を許し、1対2となって最終回を迎えたところで、岡の「このまま負けたら最悪の負け方だよなー」というつぶやきに一同発奮したとかしないとか?新田、吉永が出塁して1死1,2塁から3番伊藤の右中間2塁打で同点とし、4番阿部の中前ポテンヒットで逆転、5番岡の芸術的な流し打ちの内野ゴロでダメ押し。それまで沈黙していた3,4番が最終回で漸く働いて、公式戦勝利にこぎつけたとさ。めでたしめでたし。(以上、伊藤選手談)


9/29 練習試合(滝ヶ原)

ワンサイドパワーズ
ブルーオーシャンズ

(敗)新田4勝4敗

1回裏、連続四球とダブルスチール、さらに相手のエラーであっさりと先取点を取り、更に無死二・三塁と攻め立てたが、この後の拙攻で追加点を取れなかったのが後に響くことになる。先発新田は3回までパーフェクトピッチングだったが、4回先頭打者の鋭い当たりをサード大淵が後ろに逸らすと(記録はヒット)、次の打者のゴロを自らがエラー、更に次の打者の強烈なライナーをレフト伊藤がはじいて同点。その後、ポテンヒットや野選、エラーなどが絡んで不運な5失点で逆転された。それでも5回裏には落合のセンターオーバー2塁打で2点差に迫ったが、続く6回表、2番手吉永がつかまり、二つの死球にタイムリーを絡めて痛い追加点を奪われてしまった。その裏古川の犠牲フライと嵯峨のタイムリーで追いすがるも及ばす、シーズン成績の5割到達はまたしてもおあずけとなった。


10/13 練習試合(けやき公園)

国士無双
ブルーオーシャンズ

(敗)阿部1勝1敗

先発阿部は、球が走っていたにもかかわらず、相手のうまい流し打ちで初回に3被安打。四球もからめて4点を失う。3回裏ブルーオーシャンズの攻撃は、無死一塁から熊谷の鋭い当たりが一塁ゴロ併殺打となってチャンスがついえたかと思われたが、そこから直江が四球を選ぶと、大塚・落合の連続タイムリーに敵失もからめて3点を返し、流れを引き寄せかけた。ところが続く4回表、2本の内野安打にエラーも絡んで手痛い2失点。逆にその裏の無死二塁のチャンスを生かせず再び流れは相手へ。2番手大淵、3番手吉永も味方のエラーに足を引っ張られて更に追加点を許し、攻撃陣もこれといった反撃もできないままにゲームセットとなってしまった。


10/20 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ12
デ本ディスカバーズ

(勝)大塚1勝

初回、大塚・伊藤のヒットとワイルドピッチで2点を先制すると、2回には4安打2四球で一気に5点を追加。その後も着実に追加点を重ね、13安打6四球15盗塁で12得点、久々に満足のいく攻撃となった。一方の投手陣も会心の出来。先発新田(2回)から、大塚(3回)落合(1回)大淵(1回)と繋いでの完封リレー。敵チームから出場した嵯峨には2安打を喫したものの、要所を抑えての完勝だった。チームはこれで再び借金2となり、残り試合に5割復帰を目指す。

なお、この試合で新田選手は、史上9人目の通算50安打を達成しました。


10/27 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ10
ベルツ

(勝)吉永1勝 / (S)新田4勝4敗1S / (本)落合1号

チーム史上最年少対戦相手との試合は、初の4番に座った落合の先制スリーランで派手な幕開けとなった。エラーを絡めて一度は1点差まで迫られたが、3回には2つの四球と落合・岡・大淵の3連打などで再び引き離す。更に4回表には、落合のこの日5打点目となるタイムリー2塁打などで7点差として試合を決めた。守っては、先発吉永・リリーフ新田とも安定したピッチングを見せたものの、守乱続きでジワジワと3点差まで追いすがられる嫌な展開。それでもどうにか逃げ切ってチームの借金を1まで減らした。


11/17 練習試合(北野公園)

アンバランス12
ブルーオーシャンズ

(敗)落合2敗

先発の落合は、四球で溜めた走者をタイムリーで返される嫌なパターンで3失点。その裏自らのタイムリー2塁打などで2点を返すも、2回にも連打でさらに4点を失った。二番手新田も相手の強打線につかまり5失点、一方的な展開となる。それでも新田が4回から相手打線を押さえだすと、その裏またしても落合のタイムリー2塁打で2点を返し、さらに5回には大淵のヒットを皮切りに四球や相手のエラーで7連続出塁。4点差まで迫ってなおも無死満塁と攻めたが、期待の四番落合はセンターへの犠牲フライにとどまり、更に続く新田が三塁併殺打で攻撃終了。そのまま時間切れとなり、怒濤の追い上げも及ばなかった。


12/1 練習試合(稲城中央公園)

INFINITY
ブルーオーシャンズ

(敗)吉永1勝1敗

ブルーオーシャンズ初回の攻撃は、無死二・三塁から落合の犠牲フライであっさりと先制点。一方の先発吉永は、持ち味の緩急で凡打の山を築くものの、味方のエラーで同点に追い付かれると、4回には3安打2四球にエラーもからめて4点を失った。相手投手は2回から徐々に調子を上げ、ブルーオーシャンズ打線は沈黙するが、若干の疲れが見え始めた6回裏、ボテボテの内野安打で出塁した岡が、相手エラーやパスボールの間に激走して3点差に迫る。ところが最終回二死から四球やエラーなどで痛い追加点を取られる。それでも最終回、一死から新田・落合・阿部・岡の4連打で再び3点差として、なおも満塁と攻めたが、最後はそのまま押さえ込まれて惜敗。これで今シーズンの負け越しが決定した。


12/8 練習試合(滝ヶ原)

ポロリーズ
ブルーオーシャンズ2x

(勝)加順1勝

1回裏の攻撃、一死から連続四球で一・二塁とすると、二塁走者藤嶋が無謀な三盗。ところがこれが相手捕手の悪送球を誘ってあっさりと先制する。さらに二死から岡のタイムリーで追加点を挙げて順調な滑り出し。ところが先発阿部は、2回表も簡単に二死を取りながら、続く打者に四球を与えると二つの暴投のあとでタイムリーを打たれる。続く3回も、サードのエラーと四球で出した走者をタイムリーで返され逆転を許す。相手の攻撃はそれで終わらず、続く打者にもヒットを許して二死一・三塁。そこでセンター前に痛烈な当たりで追加点を許したかと思ったその瞬間、なんとセンター定位置の10mほど前に守っていた吉永がこの当たりを好捕する。ここから一転して試合は膠着状態に入り、両軍0行進で最終回を迎えた。この回、先頭の嵯峨の四球の後、吉永がライト前ヒット。相手のエラーもあって無死二・三塁とすると、続く大淵がチーム史上初の通算100本安打となるライトオーバーの逆転サヨナラ二塁打を放ち、見事な逆転勝ちで今シーズン最終戦を終えた。


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