2005年度 試合結果


4/2 TMリーグ(滝ヶ原)

ワンサイドパワーズ
ブルーオーシャンズ

(敗) 新田1敗

2005年シーズン開幕戦は、恒例のTMリーグ/パワーズ戦。初回いきなり二死から阿部の二塁打で二・三塁のチャンスを作るが、続く吉永は見逃し三振。2回も一死から落合のヒットなどで二・三塁、しかし続く古川・大淵が凡退で先制できない。一方、先発の新田は安定したピッチングで、ピンチといえるのは4回表の一死二・三塁ぐらい、あとはほとんど走者すら出さず、6回まで被安打1の完璧なピッチング。そして4回裏には新人・井上が初安打で出塁すると、加順の二塁打で一気にホームを狙うが、残念ながらタッチアウト。5回・6回にも走者は出るものの得点できない。そうして迎えた最終回、ついに新田が相手打線につかまり、4安打で2失点。急遽交代した大淵も先頭打者にタイムリーを許して0対4、その裏大淵のライトゴロなどもあって反撃もできず、完封負けとなった。

なお、この試合で落合選手は、史上12人目の通算50安打を達成しました。


4/10 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
U・O

(勝) 新田1勝1敗 / (S) 吉永1S

今回は一回戦から出場の市民大会、決勝進出には5勝が必要となるその初戦。初回いきなり伊藤のヒットのあと嵯峨の三塁打で先制点。さらに一死から阿部のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。先週に続く先発の新田はこの日も安定したピッチングで、3回まで相手をパーフェクトに抑える。しかし4回裏、サード大淵のエラーをきっかけに1失点。それでも続く無死二・三塁のピンチを凌ぐと、続く5回表には一死一・二塁のチャンス。ここで加順のヒットで二塁走者の大淵がホームを狙うもタッチアウト、大事な中押しが奪えない。その裏、ヒットで出た相手走者が二盗・三盗、さらにキャッチャー高峰の悪送球でホームインして同点となった。しかし続く6回表、二死から相手投手のコントロールが乱れて3連続四死球で満塁とすると、続く伊藤のショートゴロを相手がエラー、貴重な勝越し点を挙げた。最後はリリーフの吉永がしっかり締めてまずは順調に2回戦進出となった。


5/5 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
アルバトロス

(勝) 新田2勝1敗

昨年の秋の大会でコールド勝ちしているアルバトロスとの再戦。立ち上がり、ヒットの伊藤がすかさず盗塁、嵯峨四球のあとダブルスチールで無死二・三塁とすると、相手の連続エラーに暴投も絡めて4得点。さらに新田・井上の連打などで一死満塁と攻め続けたが、大淵・伊藤が凡打で試合を決めるまでには至らない。2回には無死二・三塁から落合の痛烈なライナーがサード正面をついて併殺という不運があったが、続く3回には古川の犠牲フライで中押しの5点目。先発新田はちょこちょこと走者を出すものの、なかなか連打を喰らわず、このまま完封かと思われた5回裏二死からタイムリーで1失点、この回でマウンドを吉永に譲った。その直後の6回には、大淵・吉永の連打と嵯峨の好走塁などもあって駄目押しの2点を挙げ、無難にベスト16に進出した。


5/14 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ11
デ本ディスカバーズ0x

(6回裏攻撃途中で時間切れ)

(勝) 吉永1勝1S

初回、いきなりトップバッター伊藤がヒットで出塁、進塁打で二進後、阿部のレフト前ヒットで先制。続く2回もヒットで出塁の先頭打者・落合が二盗、三盗と縦横無尽にグランドを駆け巡り、最後は相手バッテリーの僅かなミスを付いてワイルドピッチで2点目のホームを踏み、すっかり試合の主導権を握ったかに見えた。ブルーオーシャンズ先発の吉永はシカゴホワイトソックスの高津のような、相変わらずのいやらしい投球で初回は無難に抑えたが、2回の裏、投手を含めた内野が乱れ、ヒットも交えて3点を失い逆転された。しかし、逆転された直後の3回表に先頭の伊藤が四球で出塁、二盗、進塁打で三進の後は、ラッキーな安打などであっさり3点を取り再逆転、続く4回もあれよあれよと2安打、2四死球に相手のエラーが集中し4点を取る等、やや一方的な展開となった。5回からは落合が今季初登板し、まったく危なげない投球を見せ快勝に終わった。   


5/28 練習試合(立川市営球場)

ブルーオーシャンズ
トバカーズ0x

(7回裏攻撃途中で時間切れ)

(勝) 落合1勝

ブルーオーシャンズの元メンバー・大塚率いるトバカーズの挑戦を受けての練習試合。相手の先発はその大塚、ブルーオーシャンズ在籍時も2勝0敗という成績を残している。初回、新田がうまくセンター前に運んだあと、相手エラーと四球で無死満塁のチャンス。ここで4番落合のセンターフライを相手が落球(記録は犠飛&エラー)、あっさり1点を先取した。ところがここで続く嵯峨がピッチャーゴロ、1-2-3と渡って併殺、さらに隙をついてホームを狙った二塁走者加順が間一髪タッチアウト。なんとトリプルプレーで一気にチャンスを逃す。その裏、エラーの走者をタイムリーで返されあっさり同点となったが、続く2回表、二つの四球で得たチャンスに中村が綺麗な流し打ちのタイムリーで勝ち越し、その後は相手の挟殺の失敗などもあって2点をリードした。ここから試合は膠着状態に入ったが、先発の落合が4回までに9奪三振の好投。後半息切れして二桁には達しなかったものの、安定したピッチングで今期初勝利を挙げた。   


6/5 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
スカイフレンズ

(敗) 落合1勝1敗

過去の市民大会で2戦2敗のスカイフレンズとベスト8進出を賭けての決戦。先発の落合は、1回裏、四球で出した走者を二死から右越二塁打で返してしまう。しかしこちらも2回表二死から、小林・落合の連続二塁打で同点とする。続く3回裏、いきなり連続二塁打で再び勝ち越し点を許すも、続くピンチは相手の連続走塁死に助けられて凌いだ。しかし、迎えた4回裏、無死からの連打の後、ダブルスチールで1点を許してしまうと、二死から相手9番打者にタイムリー、さらにエラーを挟んで2点タイムリーで5点差とされてしまう。それでも直後の5回表、落合のこの日2本めとなるヒットに敵失と死球をからめて満塁とすると、加順のピッチャーゴロを相手がエラー。続く阿部の2点タイムリーで一打同点というところまで迫ったが、続く新田はセンターフライに打ち取られる。結局その裏、2番手の新田がスクイズで更に1点を失い万事休す。対スカイフレンズ3連敗で春季大会敗退となった。


7/2 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
調布マリナーズ11

(敗) 落合1勝2敗

序盤は落ち着いた展開。1回裏無死二塁のピンチを凌ぐと、逆に2回表一死一塁では、センターフライで帰塁しようとした一塁走者古川が転倒してダブルプレー。すると3回裏一死から連打で二・三塁とされると、前進守備でのショートゴロを急造遊撃手中村がはじいて2失点。さらにタイムリーでもう一点を失う。4回にもヒット4本を喫し3失点、しかもこのあたりからバッテリーの集中力が途切れ、相手走者は盗塁フリーパスとなってしまう。5回から登板した吉永も、5安打+盗塁の連続で5失点と一方的な展開になってしまった。それに対してブルーオーシャンズ打線は完全に沈黙。6回までに出た走者は四死球の3人だけ。あわやノーヒットノーランかと思われた7回一死から大淵がセンター前ヒットでかろうじて逃れたものの焼け石に水。完敗を喫すると共に、チーム打率は一割台突入目前となってしまった。


7/30 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
Fils

(敗) 吉永1勝1敗1S

初回、嵯峨・加順の連打で作ったチャンスに内角のショートゴロを相手がエラー、吉永の二塁打も続いて3点を先取。しかし先発大淵はコントロールが悪く、3回までに4安打3四球、小刻みな失点で同点に追い付かれる。それでもショート加順のファインプレーなどに助けられ、どうにか勝ち越しを許さないが、一方のブルーオーシャンズも、3回二死一・二塁、4回二死満塁などのチャンスを活かせず試合は膠着状態。そうして迎えた6回表、無死二・三塁のチャンスから連続凡退で二死となり、またしてもチャンスが潰えたかと思ったそのとき、古川が今シーズン初安打となるレフト線三塁打で2点を勝ち越し。その裏から2番手吉永につないで必勝パターンかと思われたが、死球・ポテンヒット・四球で与えた無死満塁のピンチから、まずは暴投で1点差、さらにレフト越え三塁打で逆転を許してしまう。結局吉永は続く打者への暴投で4点目を与えたところで肩痛を訴え降板。再登板となった大淵がどうにかこの回を凌ぎ、7回表には無死一・二塁のチャンスを作ったが、最後は決定打が出ずに手痛い逆転負けとなった。


8/21 市民大会(けやき公園)

ブルーオーシャンズ
KYOWAダイナマイツ

(勝) 落合2勝2敗

一昨年春に対戦したKYOWAダイナマイツと再戦。前回はコールド勝ちだったが、今回は最後まで勝敗のわからない大接戦となった。ブルーオーシャンズは初回一死二・三塁のチャンスを逃すものの、先発落合も安定したピッチング。加順捕手の盗塁刺などもあって相手にチャンスを与えない。すると3回表、内野安打の玉木を一塁に置いて新田がライト前へ。これが幸運な三塁打となってまず一点。阿部のポテンヒットで2点目のあと、井上の内野ゴロで三塁走者加順が好判断でホームインして3対0となった。しかしここからは苦しい展開の連続。3回裏は二死から内野安打と四球で一・二塁、4回裏は死球と内野安打に盗塁を絡めて一死二・三塁とピンチが続くが、なんとか無失点で凌ぐ。しかし、味方が無死一・二塁のチャンスを潰した後の5回裏、二塁打とエラーで一死一・三塁のピンチ。ここでダブルスチールを仕掛けてきた相手に対し、強気の二塁送球からセカンド玉木がバックホーム、タイミングは微妙だったがタッチができず1失点。しかし続く一死一・二塁のピンチでファーストライナーを岡が好捕、ダブルプレーで窮地を脱する。それでも6回表無死一・二塁のチャンスをまたしても活かせず再び流れは相手に。エラーとヒットで無死一・二塁とすると、レフトオーバーの二塁打でたちまち1点差。なおも無死二・三塁という絶体絶命のピンチだったが、ここで落合が気合いのピッチング。三振のあと、死球を挟んでピッチャーゴロ、サードゴロで同点の走者を還さず、辛くも2回戦進出を決めた。


9/3 練習試合(滝ヶ原)

ワンサイドパワーズ27
ブルーオーシャンズ0

(敗) 落合2勝3敗

先発の落合の出来は悪くなく、次々と三振を取るが、パワーズ打線が着実なミートで連打を重ね、初回・2回・4回とタイムリーを重ねて4点を先取。一方のブルーオーシャンズ打線は相変わらず不調で4回まで無安打。それでも7つの四球で毎回のようにスコアリングポジションまで走者を進めるが得点できず。しかし5回裏、岡の初安打を皮切りに無死満塁とすると、連続押出しと内野ゴロで3得点。しかし結局この回もタイムリーは出ず、逆に6・7回には2番手の加順がつかまって3失点。最終回にも二つの四球を選んだもののヒットは出ず。わずか2ヶ月前に続いての1安打敗戦となった。


9/3 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
ワンサイドパワーズ

(勝) 大淵1勝 / (S) 加順1S

初回、嵯峨の四球と加順のヒットで迎えたチャンスに、吉永の当たりはショート後方へのフライ。これが幸運なヒットとなって2点を先取すると、さらに相手のワイルドピッチなどが続き合計4点を取った。先発大淵は1・2回と安定したピッチング。3回表には相手の二つのエラーで貴重な中押しも奪う。ところがその裏、四球と2本のポテンヒットの後、サード内野安打で1点を失うと、続く打者に打たれた今日初めての良いあたりが左中間を抜け、なんと満塁ホームラン。一気に同点とされてしまう。しかし続く4回表、大淵の幸運なライト前ヒットなどで作ったチャンスに、相手エラーと暴投で再度2点のリード。その裏またしてもホームランを打たれて1点差に詰め寄られるものの、最終回は1点差で2番手加順に繋ぐと、同点の走者を出すものの、難しい内野フライ3つを安達・大淵・中村が好捕してゲームセット。先発の大淵は、入団14年目にして待望の初勝利となった。


9/19 TMリーグ(けやき公園)

ポロリーズ
ブルーオーシャンズ

(勝) 落合3勝3敗

1回裏、敵失で出た伊藤が二盗、大淵四球のあと更にダブルスチールで無死二・三塁のチャンス。ここで加順がきっちりと犠牲フライでまずは先制点。ところがここから大淵が盗塁死。さらに降り逃げで出塁した吉永も盗塁死で、なんとも気まずい初回の攻撃となる。一方、先発予定だった新田の急用で急遽代理先発となった落合は、そんな事情を感じさせないピッチングでポロリーズ打線を封じ込める。すると3回裏、敵失で出塁した安達が盗塁・内野ゴロで三進すると、続く大淵のタイムリーで貴重な追加点を挙げる。そこから試合は膠着状態に入るが、6回表二死三塁から、三振でチェンジと思った球をキャッチャー岡がはじき、降り逃げの間に1点差とされる。それでも落合は7回表を危なげないピッチングで抑え、完投でチームトップの3勝目をあげた。しかし打線は相変わらず低調、外野に飛んだヒットはわずか2本(+内野安打2本)で、チーム打率はいまだ1割台を低迷中。


10/15 練習試合(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
ワンサイドパワーズ

(敗) 新田2勝2敗

練習試合+TMリーグ公式戦という変則ダブルヘッダーの第一試合。2回表、敵失で得た二死二塁のチャンスに井上が一・二塁間を抜くが、大量発生した蚊をよけて前目に守っていたライトの正面に飛んでしまい、二塁走者ホームインできず。結局その後はチャンスを活かせず無得点。先発の新田は、その裏に連打で先制点を許すと、3回裏にも2本の長単打で追加点を許してしまう。4回表、降り逃げで出た古川がパスボールで二進、サードゴロのエラーでホームインと、相手のミスだけに頼って1点を返すものの、相変わらずヒットが出ない。続く5回表も3つの四死球で二死満塁とするが、続く落合のライナーがショート真正面を突いて同点ならず。4回以降の新田は危なげのないピッチングながら、味方の援護なく1点差で敗れた。


10/15 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
国士無双

(敗) 新田2勝3敗

先発の落合は、初回すべてのアウトを三振で取る好調な立ち上がり。すると2回表、四球で出た吉永が盗塁のあと古川が送りバント、続く落合のサードゴロの間に吉永が帰り、ノーヒットで先制点を取る。しかし4回裏、なんでもない投ゴロを落合みずからがエラー。二死後ヒットで一・三塁とされると、続く打者にレフト線を抜かれて走者二人が還り逆転を許す。5回裏には、四球で出た走者が暴投・バント・内野ゴロで還るというこちらの先制点と同じことをやられて点差を広げられる。しかし続く6回表、セフティーバントを決めた井上がパスボールなどで三塁に進むと、相手バッテリーの一瞬のミスを突いてホームイン。更に二死三塁から新田のタイムリーで同点とした。同点打の新田はその裏みずからマウンドに登るが、二つの四球で自らピンチを作ると、前の打席で逆転タイムリーを打った一番打者にまたしてもセンター前に返され勝ち越しを許す。結局このまま追いつけず、新田はなんと今日だけで2連敗となってしまった。


10/23 市民大会(けやき公園)

ダッフンダ
ブルーオーシャンズ

(敗) 落合3勝4敗

先発落合の立ち上がり、四球とレフトのエラーでいきなり無死一・三塁という嫌な立ち上がり。ここで続く打者はつまった当たりながらもセンタ−前ヒット、その後の処理もまずく2点の先制を許してしまう。しかも、ライトの古川が打球を追った際に肉離れで急遽交代、今期の活動もほぼ絶望という不運が重なる。その裏先頭の加順が四球で出ると、内野ゴロと盗塁で一死三塁のチャンスとなるが、後続が凡退して追い上げられない。逆に3回表には、ショートのエラーと内野安打でまたしても不運なピンチを作ると、そこから連打で2点の追加を許してしまう。それに対して絶不調のブルーオーシャンズ打線は全く沈黙。3回二死から出た加順のヒット以外は凡退の山を築くのみ。最終回には二つのエラーで更に2点を追加されてしまい、まったくの完敗であった。これで今年4度目の1安打負け。チーム打率は前代未聞の1割6分台まで下がってしまった。


11/5 TMリーグ(滝ヶ原)

エンジェルスSr.
ブルーオーシャンズ12

(勝) 落合4勝4敗

先発の落合は球威・コントロールとも安定していたが、強豪エンジェルスSr.の打線は序盤から連打を浴びせ、2回表には3安打で2点を先制。一方、不調のブルーオーシャンズ打線は、2回裏、相手投手の乱れに乗じ、4つの四死球にフィルダースチョイス、5盗塁と2暴投で4点を取って逆転。2年前のエンジェルルSr.戦の再現となる無安打勝利かと思わせたが、そううまくはいかない。続く3回表、エラーとヒットで二死二・三塁とされると、ファースト岡の後ろにポトリと落ちる不運な二塁打で同点とされた。しかし4回表に相手のボーンヘッド気味(降り逃げルールを勘違い)の三振ゲッツーでピンチを凌いだところから流れが変わる。その裏、先頭の落合の二塁打で口火を切ると、岡、伊藤、大淵と続いてこの回4安打、押出しや相手のエラーもあって4点を勝ち越す。さらに続く5回裏にも、新田と伊藤のヒットにエラー、四球、FCと重なって4点を追加、試合を決めた。相手打線も5回以降は沈黙、最終回は新田に繋いで無難に締め、TMリーグの成績を2勝2敗の五分に戻した。


11/12 TMリーグ(滝ヶ原)

ブルーオーシャンズ
エース・ハンターズ

(敗) 新田2勝4敗

TMリーグ最終戦。先発の新田は、二塁内野安打を皮切りに不運な当たりが続き、いつのまにか4連打で2失点。さらに四球で満塁とすると、一死後、ボテボテの当たりが三遊間を抜けて3点目を失う。それでも続く一死満塁のピンチを投ゴロ併殺で凌ぐと、続く2回表、敵失で出た落合を助っ人篠原さんのヒットで繋ぎ、嵯峨のショートゴロの間に1点を返す。しかしその裏、またしても不運なサード内野安打をきっかけに1点を失うと、続く3回裏には2安打2四球などで3点を失い、一方的な展開となる。それでも5回表には、二死二・三塁から吉永がレフト前ヒット、二塁走者の新田も本塁をつくが、相手の見事なカットプレーに刺される。この日の相手守備はすばらしく、特に二つの盗塁刺と二つのファウルフライ好捕の相手捕手がいなければ、もう少し違った展開になったかもと思わせた。逆に味方は5回裏一死三塁から、右中間の当たりをまずい中継プレイでホームランにしてしまい7点差。結局このまま敗戦となり、今年のTMリーグは2勝3敗で終わった。


12/10 練習試合(滝ヶ原)

帝人
ブルーオーシャンズ

(勝) 新田3勝4敗

2005年最終戦は加順の紹介で対戦することになった帝人戦。この一年の不調が嘘のように初回から打線爆発。加順の四球を足掛かりに、大淵・井上・吉永・落合・小林のヒットに敵失もからめて3点を先取。ただしこの回だけで二つの走塁死はちょっといただけない。先発の落合は散発1安打無失点の危なげ無いピッチングだったが、最終戦ということもあり二番手大淵にマウンドを譲る。その大淵が連打で2点を失い、一方の攻撃陣も中盤中だるみの様相を示すが、5回裏、新田・小林・岡のヒットなどで3点を追加。さらに6回にも大淵のタイムリーで駄目を押す。これでなんと今シーズン最多の12安打。守っても3番手新田が毎回走者を出しながらも要所を締めてタナボタの3勝目。これで今シーズンの勝率を5割ちょうどとして終えることとなった。


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