ブルーオーシャンズ | 0 | 3 | 0 | 1 | 2 | 1 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
街風 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 6 |
(勝) 大淵1勝 / (本) 清水1号
2010年の開幕戦は、初回一死二塁からいきなり船橋が右中間にヒットを打つが、二塁走者の清田が惜しくも本塁憤死。しかし続く2回表、先頭打者の清水が初球を叩くと、打球はそのままフェンスオーバー。さらにこの回、二つの押し出しで3点をリードする。4回にも、大淵・伊藤晋の連打の後、内野ゴロと敵失で1点を追加した。初の開幕投手となった大淵は、3回までノーヒットピッチングだったが、4回裏、連打で無死二・三塁とされると、平凡なライトフライに伊藤晋が触れず2失点(記録はヒット)。さらに内野安打・犠飛・エラーで同点とされてしまう。続く5回表、藤島のタイムリーと暴投で再び2点をリードするが、その裏またしてもエラーで同点とされてしまう。それでも6回表には、無死三塁から伊藤研の一塁強襲ヒットで三たび勝ち越し。その裏、先頭打者にヒットを打たれるものの、キャッチャー加順の好牽制で刺し、その後は何とか凌いで開幕戦勝利を飾った。
ブルーオーシャンズ | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 6 | 1 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東京Red Fox | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
(勝) 大淵2勝 / (本) 井上1号
今年度から始まった私設リーグ「リーグ21」の開幕戦は、桜満開の府中健康センターでのナイター。初回、四球の太田が2盗塁のあと藤島の内野ゴロでホームイン。藤島も敵失で一塁に生きると、2盗塁と敵失でもう1点追加する。2回には太田のタイムリー二塁打、3回には清田の内野ゴロで追加点を挙げる。先発の大淵は、4回まで被安打1無失点の安定したピッチング。すると5回表には、先頭の井上がレフト頭上に強烈なライナーを放ち、これがそのままランニングホームランとなる。その裏、2安打で1点を失うものの、6回表には攻撃陣が爆発。近藤のヒットをきっかけに、二死から連打に相手エラーをからめて6得点、一気に試合を決めてしまった。その後、2番手船橋、3番手清田も安定したピッチングで締め、まずは圧勝でリーグ開幕を飾った。
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 2 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
(勝) 落合1勝
2007年秋季以来の二部に戻って迎えた市民大会初戦。その対戦相手は、なんともう片方の一部陥落チームであり、なおかつこれまでにも何度も対戦しているスターズ。序盤は劣勢が続き、初回二死一・二塁、2回無死一・二塁と立て続けにピンチを迎えるものの、先発落合が要所を締める。続く3回も二死一・二塁となるが、ここではキャッチャー後方への小フライを加順が見事なダイビングキャッチ。これで流れを掴んだか、続く4回表、二死からその加順がバントヒットで出塁すると、冨永のヒットで一・三塁、さらに冨永が遅いスタートを切る変則ダブルスチールで1点を先取した。この後、敵失を挟んで落合・清水・清田の三連打で4点差とする。その後、6回にはボークで、7回には敵失と犠牲フライで追加点を挙げる一方、2番手投手の大淵が5・6回を零封、3番手の船橋も、四球を二つ出してハラハラさせるものの、内野ゴロによる1失点に凌いで手堅く2回戦進出を果たした。
FSOL大宮 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 1 | 0 | 7 | 1 | 2 | 0 | X | 11 |
(勝) 大淵3勝 / (S)落合1勝1S
先発大淵は、1,2,3,4回と立て続けに先頭打者の出塁を許すものの、加順の強肩による盗塁刺2つにも助けられ、無失点を続ける。攻撃陣は、初回に敵失により1点を先制すると、3回には相手のミスにも付け込み、暴投と野選で2得点の後、加順のショート後方へのラッキーな2点タイムリーが続き、さらに清水のタイムリーと内野ゴロ2つで計7点を追加した。この試合の攻撃陣は、8安打のうち5本が内野安打と、足で稼いだ効果的な得点が目立つ。一方、大淵の後を受けた2番手落合は、6回に内野安打とエラーで1失点、7回には自らのピッチャーゴロ3塁悪送球から3失点を許すが、大量点に守られ手堅い勝利を挙げた。
なお、この試合で篠原選手と清水選手は、それぞれ史上15人目・16人目となる通算50本安打を達成しました。
ブルーオーシャンズ | 2 | 9 | 2 | 8x | 21 |
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FSOL大宮 | 2 | 1 | 0 | - | 3 |
(勝) 伊藤研1勝 / (本) 清水2号, 落合1号
ダブルヘッダー第2試合。初回、3つの四球で無死満塁とすると、大淵のタイムリーであっさり2点を先取。しかし、その後再度無死満塁としながら、三者凡退で追加点が奪えない。するとその裏、先発の加順がコントロールに苦しみ、2安打で1点を返されたあと、押し出しを含む3連続四球であっさり同点とされてしまう。続く2回表、今度はブルーオーシャンズの猛攻が始まる。加順・藤島の連打で勝ち越すと、連続四球のあと落合が犠牲フライ。さらに押し出しを含む3つの四球の後、清水・伊藤研・加順の三連打が飛び出し、この回一気に9得点で試合を決める。さらに3回表にも2点を追加すると、その裏は2番手の伊藤研が登板。二死から走者二人を出すものの、後続をサードゴロに抑えて無失点で乗り切る。続く4回表は再度打線が爆発。篠原・太田の連打のあと、清水の当たりはライト線を鋭く破るホームラン。さらにヒットと3四球の後、落合が打席に立ったところで、「時間切れによりこの打者で試合終了」のアナウンス。カウント1-3となり、四球で終わってしまうのかという雰囲気になった5球目、鋭く振りぬいた打球はレフトオーバー、なんと満塁ホームランで試合終了という派手な展開となった。結局3回裏を抑えた伊藤研が勝ち投手となり、入団19年目にして待望の初勝利を挙げた。
ブルーオーシャンズ | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 |
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U・O | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(勝) 落合2勝1S
市民大会2回戦の相手は、過去の対戦成績1勝1敗のU・O。前回コールド負けの印象が残り、警戒してのプレイボールだったが、初回先頭の加順が敵失で出ると、盗塁・送りバント・内野ゴロでホームインというソツの無い先制点を挙げる。その裏、先発落合が先頭打者にレフト前に運ばれると、続く2番打者の当たりはサードへの強いライナー。しかしこれを大淵が好捕、一塁走者も刺して良い流れを続けると、続く2回表には、先頭の船橋が三塁打のあと、藤島が綺麗に三遊間を抜いて追加点。さらに、清田・落合の連続内野安打に、敵失と内野ゴロを絡めてこの回合計3得点となる。このあと加順のヒットで一死二・三塁とするが、続く大淵の当たりはセカンドライナーで併殺。その裏一死満塁のピンチこそ連続三振で逃れるものの、3回裏には死球と二塁打で1点を失う。しかし、4回には清田と清水のヒット、5回には大淵と井上のヒットで1点ずつを加えると、その後は危なげのない展開となり、6回時間切れで試合終了。これで開幕から6連勝とともに、市民大会ベスト8進出となった。
イレギュラーアップルズ | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
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ブルーオーシャンズ | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
船橋主将の旧友チームとの初対戦ということで、満を持して主将自らが先発。キャッチャー加順の好牽制もあり初回を無難に抑えると、その裏、四球の太田が盗塁・バント・内野ゴロで帰って効果的な先制点。続く2回表、振り逃げの走者が二盗・三盗、さらにキャッチャー悪送球で同点の後、一死一塁から左中間三塁打で逆転を許してしまう。それでもその裏、またしてもヒットの伊藤研が内野ゴロで帰って同点とするが、直後の3回表、三塁打の走者を犠飛で返され、さらに四球と二塁打で4対2とされてしまう。しかしこの日は下位打線が好調。4回裏、伊藤研がこの日2本目のヒットで出塁すると、安達内野安打の後、篠原が左中間へ目の覚めるような当たり、一塁走者も帰って再度同点とする。直後の5回表には、一死満塁のピンチから、キャッチャーファウルフライを加順がスーパーダイビングキャッチ。その後は船橋の制球も安定しだし、両軍膠着状態のまま7回終了となった。残り時間を見ながら暫定的に突入した延長戦では、いきなりレフトフェンス直撃のヒット(クッションボールを伊藤研が好処理)を打たれ、さらに連打で勝ち越し点を許してしまう。伊藤研のレフトフライ好捕でチェンジとなり、さあ反撃というところで時間切れ。市民球場の時間管理が厳しいことが幸いし、8回表の攻撃が無効となってどうにか引き分けを勝ち取った。
リオン | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 3 |
(勝) 落合3勝1S
市民大会では因縁の対決となるリオン戦。これまでの対戦成績は1勝2分(ジャンケンは1勝1敗)。先発落合が無難な立ち上がりを見せると、その裏、加順のサード強襲ヒットを足がかりに一死満塁のチャンス。ここで篠原がレフト前にクリーンヒット。当たりが良すぎて、二塁走者大淵が三本間挟殺アウトになるものの、まずは先制点を挙げた。その後しばらくは、神経を擦り減らすような膠着状態が続くが、ファースト船橋の謎の捕球ミスによる無死二塁のピンチを無失点で凌ぎ、逆に流れを引き寄せる。その裏、敵失と四球、暴投で一死二・三塁のチャンス。続く落合はキャッチャーフライに倒れるものの、船橋が四球で繋いで満塁とすると、加順が綺麗にセンター前に運んで3対0とした。その後、時間切れで最終回となった6回表、先頭打者の大きなフライを、ライト篠原が背走キャッチ。慣れない外野守備でファインプレイを見せる。それでもこの回、ようやく落合にタイミングが合い出した相手打線は、ライト前ヒット、右中間二塁打と続いて1得点。さらに一死二塁と攻め立てたが、最後は連続センターフライでゲームセット。準決勝進出を決め、待望の一部復帰も見えてきた。
なお、この試合で加順選手は、史上8人目の通算100本安打を達成しました。
ブルーオーシャンズ | 4 | 0 | 3 | 4 | 0 | 11 |
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べてらんず | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
(規定により5回コールド)
(勝) 落合4勝1S / (本) 落合2号
順調に勝ち進んでの準決勝。初回、先頭の加順がヒットで出ると、盗塁・内野ゴロ・暴投で実にあっさりと先制点。しかもその後の二死無走者から、井上・清水・冨永・篠原の4連打が飛び出し、合計4点を先制した。先発の落合が無難なピッチングを続ける中、3回表には、その落合が先頭打者でフルスイング、打球はそのままレフトフェンス越えのホームランとなる。その後、井上の二塁打を清水が犠牲フライで返すなどこの回3得点。続く4回にも、加順の内野安打を皮切りに、四球を挟んで井上や篠原の二塁打が飛び出し、この時点でコールド勝ちのペースとなる。その裏、ここまでノーヒットに抑えてきた落合だったが、死球で無死一塁としたところから、相手5番打者にセンター前に運ばれる。さらにここで、二塁封殺を狙ったセンター井上が打球を後逸。一気に走者を生還させてしまう。その後、二死三塁まで持っていくものの、四球・死球で満塁とした後、内野安打2本で8点差まで詰め寄られてしまう。それでも続く5回、2番手の大淵が無難に三者凡退で抑え、規定により5回コールド勝ちで、決勝進出とともに秋の一部昇格を決めた。
日立中研 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(敗) 大淵3勝1敗
雨で開催が危ぶまれた市民大会決勝戦。初回二死から、相手三番打者の当たりは三塁線へ。これがキャンバスに当ってファウルグラウンドに転がるのを見て、打者走者は二塁を狙うが、バックアップのショート冨永が好送球でこれを刺す。この後試合は膠着状態に陥るが、4回裏、先頭の清水が詰まりながらもレフト前に落とすと、続く井上は四球を選び、無死一・二塁のチャンス。ここで続く篠原は、積極果敢に打ちに出るも、しっかり捉えた当たりはサード真正面。ベースを踏んで二塁に送球され、あっという間に二死一塁となってしまう。その後、再度一・二塁とするも近藤が凡退。5回裏にも二つの四球で掴んだ一死一・二塁のチャンスに、大淵・清水が凡退して得点を奪えない。すると続く6回表、ここまで被安打2で無失点と好投していた落合を、2番手大淵にスイッチする非情な船橋采配だったが、結果的にはこれが裏目に出る。死球の走者が盗塁と外野フライで三塁まで進むと、初回にも巧打を見せていた三番打者には、綺麗にセンター前に運ばれて先制点を奪われてしまう。その後、7回表無死一・三塁のピンチを凌ぐなど粘りを見せるものの、終盤は打線がまったく奮わず、最小得点差で敗れ惜しくも準優勝となった。(写真1,2,3)
ブルーオーシャンズ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調布マリナーズ | 4 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | X | 11 |
(敗) 大淵3勝2敗
2005年に11対0で惨敗している調布マリナーズとの再戦。市民大会の汚名返上を狙った先発の大淵だが、初回、いきなり先頭打者にセンター前に運ばれると、続く2番打者の当たりはレフト後方へ。やや狭いグラウンドのネットを越える先制2ランとなってしまう。その後、エラーも絡めて更に2点を追加され、いきなり苦しい展開。直後の2回表、四球と内野安打で無死一・二塁とすると、伊藤晋のレフト前タイムリーで1点を返す。さらに死球で無死満塁とチャンスを広げるが、続く落合・安達が凡退。大淵の一・二塁間の当たりも、いったんはじいたセカンドが冷静に処理して追加点を奪えない。続く3回には、ブルーオーシャンズ史上初の女性選手としてデビューした早川が見事にセンター前ヒットで攻撃の口火を切るも、篠原凡打の後、加順のショートゴロ併殺で活かせず。その後の4回表、一死後に近藤の二塁打と連続四死球で一死満塁とすると、続く落合のタイムリーで2点目を奪うが、ここでも続く安達が投ゴロ併殺でチャンスの芽を摘んでしまう。するとその裏、立ち直りかけていた大淵が再度マリナーズ打線に捉まる。いきなりの3連打のあと、またしてもレフト柵越えで4失点。さらに一死後にも連打で3点を失い、試合は一方的な展開となった。6回表、ヒットの加順が敵失で生還し、2番手の落合が5・6回を抑える好投を見せるものの、結局は前回と同じ11失点での大敗。わずかに味方打線が3点を奪ったのが進歩といえば進歩か。
イレギュラーアップルズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 4 | 0 | 0 | 1 | 3 | X | 8 |
(勝) 落合5勝1S / (本) 井上2号
2ヶ月前に引き分けたイレギュラーアップルズとの再戦は、船橋主将が相手チームからの参加となり、しかも先発投手。立ち上がり、コントロールが定まらず3連続四死球で無死満塁とすると、4番井上の当たりはレフトの頭を越す痛烈なライナー。そのままホームランとなり、いきなり4点を先制する。一方、先発の落合は、初回から二つの三振を取るなど危なげのないピッチング。2回一死二塁のピンチも巧みな牽制刺で切り抜け、4回二死一・二塁も無難にサードフライに討ち取る。4回裏、先頭の大淵が2-0のカウントとなったところで、雷が近づいてきて試合はしばらく中断。再開後、一死から藤島が死球で出ると、盗塁・敵失のあと加順の犠飛で貴重な中押し。続く5回には、二死満塁から大淵の押し出しと藤島のタイムリーで決定的な3点を追加した。その後、6回表が終わったところで再び雷雨による中断。中断が長引いたため、時間切れでそのまま試合終了となった。
ブルーオーシャンズ | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
イレギュラーアップルズ | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 5 |
(勝) 大淵4勝2敗
雷が止み、雨があがった状態で再開したダブルヘッダー第2試合。ブルーオーシャンズ初回の攻撃は、相手先発投手の乱れにつけこみ、5連続四球で2点を取ってなお無死満塁。落合・安達の連続タイムリーに、暴投なども絡めて一気に6点を先制した。しかしその裏、連敗中の先発大淵の調子が冴えず、3連打でいきなり1点を返される。遊ゴロ併殺で乗り切ったかに見えたが、次打者には三塁打を喫して2失点目。さらに続く打者の当たりは三塁線への強烈な当たり。これをサード清田が横っ飛びで好捕すると、一塁へ矢のような送球で見事に刺し、失いかけた流れを引き戻す。その後、相手チームの継投にかわされ追加点が取れず、一転して緊迫した試合となる。4回表に1点を追加するものの、その裏ホームラン・死球・二塁打で逆に2点を返される。5回裏にもヒット3本で1点を返され、いよいよ苦しくなってくるが、続く6回表、なんと4連続四球でラッキーな追加点を貰い、再び3点差とする。最後は6回裏を何とか三者凡退で討ち取ったところで試合終了。苦しみながらもダブルヘッダー連勝を飾った。
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ULTRA9 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
(勝) 大淵5勝2敗
相手先発投手の見事な制球力の前に、序盤、ブルーオーシャンズ打線の一巡目は全くヒットの出ない苦しい展開。一方の守備では、船橋主将自らが、左利きながらスタメンサードに入る奇策に出た。その船橋は、一回裏、サードゴロとサードライナーを無難に捌いてチームの士気を高める。すると先発の大淵が、ここ数試合の不振とは変わって相手打線をしっかりと抑える。それでも4回裏、二死三塁のピンチから、センター前にうまく運ばれて先制点を許してしまうが、直後の5 回表、藤島のヒット、清田の四球で無死一・二塁。続く船橋は投ゴロ併殺でチャンスは潰えたかに見えたが、伊藤研が叩きつけた打球はサード前で大きく弾む内野安打となり、1対1の同点となった。5回・6回と相手を三者凡退に抑え、むかえた最終回。一死三塁から船橋のファーストゴロが野手選択を誘い勝ち越し点。さらにエラーも絡んで再び一死三塁とすると、さきほど同点の内野安打を放った伊藤研が、今度は会心の当たりでライト線タイムリー。その後、相手エラーでさらにもう1点追加し、4対1で最終回裏の守りに入る。時間切れが迫り、7回表の攻撃が無効にならないかと焦る中、1点を返されるものの、最後は無難に抑えて試合終了。今シーズン最多の貯金9で夏休みを迎えることになった。
ストロングナイン | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 |
(敗) 大淵5勝3敗
一部に復帰しての市民大会1回戦。先発の大淵は、2回までに4つの三振を取るなどいつになく好調な立ち上がり。4回まで毎回のようにエラーの走者を出すものの、要所を締めて無失点を続ける。すると4回裏、先頭の加順がライト前ヒットの後、続く井上もライトオーバーの当たり。ここで三塁コーチがちゃんと指示を出さず、加順が三本間で憤死してしまうものの、続く古川もレフトオーバーの二塁打で、待望の先制点を挙げた。直後の5回表、一死二塁からのサードゴロを、急造三塁手の船橋が綺麗に捌いて打者走者を刺すが、その隙をついて二塁走者がホームへ。クロスプレーで微妙な判定だったが、これがセーフで同点とされる。さらに二死三塁から当たりそこねの打球が三遊間を抜け、逆転を許してしまった。しかしその裏、小林のヒットと大淵の四球で二死一・三塁とすると、加順のレフト前ヒットで同点。さらに井上もライト前ヒットで続くと、またしても三塁コーチのボーンヘッドで大淵が本塁憤死かと思われたそのとき、相手の中継プレーのミスが出て貴重な勝ち越し点を挙げた。続く6回表一死、ライトへのフライが嵯峨の後方へ落ち、カバーに入った井上が打球をはじく間に、打者走者が三塁まで進む。続く打者は内角の投球に身体を当ててきて見事な死球。このピンチに、次打者の鋭い打球がセンターの頭上を越える。エンタイトルツーベースかと思われたが、微妙なクッションで打球が戻ってきて、結果的に一塁走者にもホームインされてしまった。これで再びリードを許すと、裏の攻撃が三者凡退となったところで時間切れ。残念ながら2回戦進出は成らなかった。
ワンサイドパワーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 3 | 1 | 2 | 3 | 4 | 13 |
(勝) 落合6勝1S / (本) 篠原1号
灼熱のダブルヘッダー第1試合。パワーズとは、昨年12月のトリプルヘッダー第3戦、ノーヒットノーラン負け以来の対戦となる。先発の落合が無難な立ち上がりを見せた後の1回裏、四球の加順が盗塁と内野ゴロでサードに進むと、船橋の犠牲フライで手堅く先制点。さらに連続四球で一・二塁とすると、牽制で誘い出された落合が敵失に助けられて逆にホームイン。太田のタイムリーも続いてまずは3点を挙げた。2回にも古川の犠牲フライで1点を追加した後、3回表に落合が連打で1点を失うが、その裏には篠原のレフトオーバーの2点本塁打が出て6対1とする。その後、4回には、藤島・清水・太田のヒットに、一死一・三塁から安達の重盗ホームスチールなどを絡めて3点を追加。5回には、伊藤晋・藤島・清水の3連打のあと四球が4つ続くなどして更に4点を追加する。守っては、被安打4、与死球3(四球は0なのに)、奪三振6の落合が手堅く1失点で完投し、5回裏終了時点で時間切れコールド勝ち。そのまま滝ヶ原の端から端(9面から7面)を移動して第2試合に向かった。
ブルーオーシャンズ | 3 | 4 | 0 | 2 | 0 | 7 | 16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Raptors | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 |
(勝) 大淵6勝3敗 / (本) 古川1号
灼熱のダブルヘッダー第2試合は、初対戦のRaptors戦。先発大淵と同じタイプの軟投派アンダースローとの対戦で緊迫したプレイボールとなるが、初回いきなり大淵のタイムリーなどで3点を先制すると、続く2回には、藤島の二塁打に始まり、清水・大淵・加順のヒットと続いて4点を追加、7対0と試合の主導権を握る。一方の大淵は、初回・2回と走者を許しながらも無失点に抑えるが、3回裏の先頭打者にレフトオーバーのホームランを喫して1失点。しかし直後の4回表、猛暑に両チームとも集中力の欠けたプレイが出始める中、落合のタイムリーなどで2点を追加。その後、9対2で迎えた6回表には、安達のタイムリーなどで2点を取ってなお一死満塁のチャンスに、古川の当たりがレフトオーバーの見事なホームラン。その豪快なスイングからは意外なことに、入団以来14年目にしてこれが初めてのホームランであった。結局その裏を終えた時点で時間切れとなり、熱中症患者を出すこともなく、ダブルヘッダーを連勝で終えた。
アロカ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1x | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 3 | 0 | 2 | 5 | 2 | X | 12 |
(勝) 落合7勝1S
以前に当日雨天中止で対戦できなかったアロカと、3年ごしの対戦。1回裏、敵失と四球で得たチャンスに、井上の3塁打と落合のヒットで3点を先取、チームの好調ぶりをこの日も見せ付ける。3回には、井上の2打席連続タイムリーなどで2点、続く4回には助っ人所河さんを含むヒット4本などで5点を追加し、試合を優位に進める。先発落合は、2,3回と連続して先頭打者を歩かせるが、無難に後続を抑える。4回も死球と自らのエラーで二死一・二塁とするが、このピンチもセカンドゴロで凌ぐ。当初は4回で降板の予定だったが、ここまでノーヒットノーランということで5回も続投。しかしエラーの走者を出して迎えた二死二塁から、相手9番打者にレフトの頭上を遥かに越す当たりを打たれ、大記録達成は成らず。その後、6回表から大淵が登板するも、守備の乱れで1点を失い、なお二死一・三塁というところで時間切れ試合終了。3試合連続二桁得点で猛暑の夏を乗り切った。
イレギュラーアップルズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 2 | 6 | 9 | 0 | 0 | 0 | X | 17 |
(勝) 落合8勝1S
イレギュラーアップルズとは今年4度目の対戦。初回、いきなり連続四死球で迎えたチャンスに、加順のセンター前ヒットで先制すると、その後二死満塁から早川が押し出し四球を選ぶ。続く2回には、船橋のヒットなどで一死二・三塁のチャンスに、加順・清水の連打で2点を追加。その後、有銘の入団後初ヒットを挟み、敵失や押し出しなどで追加点を挙げ、8対0と大量リードの展開となる。3回表に1点を返されるものの、その裏、一死二・三塁から篠原のレフトフェンス直撃のタイムリー、早川・落合の連続タイムリー、さらに二つの敵失と四球を挟み、最後は清水のタイムリー二塁打で締め、打者13人を送る猛攻で17対1とした。その後、相手の投手交代で剛速球投手と相対すると、急に攻撃が奮わなくなってしまうが、前半の大量点をバックに5回からは余裕の投手交代。初登板となった早川が、狭い大塚公園フェンスに嫌われて2本塁打を喫してしまうものの、後続を無難に抑えると、その後は大淵・船橋の継投で無失点で逃げ切った。終わってみれば、実に4試合連続二桁得点という、脅威の絶好調ぶりであった。
ダーク・ホース | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | X | 3 |
(勝) 落合9勝1S / (本) 落合3号
相手は稲城市一部リーグの強豪。先発落合は、初回不運な二塁打と四球の後、適時打で1失点。その後3回まで毎回二塁打と四球を与えるも、要所を締めてなんとか無失点に抑える。一方打線は3回まで無安打と沈黙も、4回古川、藤島、落合の三連打で同点に追いつくと、続く伊藤研の一塁ゴロで三塁走者藤島が返り、一気に逆転する。その後、落合が立直り6回まで完璧な投球。迎えた6回裏、四番落合が左翼ポール際に本塁打を放ち、欲しかった追加点を取る。最終回、二死二・三塁のピンチを迎えて先日の藤川球児の悪夢もよぎるも、最後の打者を打ち取り、見事5連勝を飾った。
Poors | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブルーオーシャンズ | 2 | 1 | 5 | 8 | 5 | 1 | X | 22 |
(勝) 落合10勝1S / (S) 大淵6勝3敗1S
小雨の中で結構された試合は、1回裏二死から敵失と落合のポテンヒットでチャンスを作ると、加順のタイムリーでまずは2点を先取。ところが直後の2回表、先発落合が先頭打者を歩かせると、盗塁のあとライト前タイムリー、さらにファースト船橋のフィルダースチョイスと続いて同点にされてしまう。その裏一死満塁から伊藤研のショートゴロの間に1点を勝ち越すと、続く3回裏には、落合の二塁打のあと加順・清田と連続内野安打。さらに二死から伊藤研・太田の連続タイムリーも出て5得点、この時点でかなりこちらの流れになってくる。すると4回裏には、内野安打と四球・敵失で3点を取ると、さらに古川のタイムリー二塁打、太田のタイムリーヒットと続き、さらに相手の守備の乱れもあって計8得点。5回表からは、2失点の先発落合はお疲れ様降板ということで大淵に繋ぐと、さらにその裏にも5点を追加して20点の大台に乗せた。最終回、四球とエラーで1点を取られたものの、大量点差を守ってこれで6連勝。落合はチーム史上初の二桁勝利。また、加順はこの日の3安打で今期のヒット数を25本まで伸ばした。
ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
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Lights | 5 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | X | 10 |
(敗) 大淵6勝4敗1S
強豪と噂されるLightsとの対戦。初回のブルーオーシャンズは、藤島・伊藤研のヒットなどでいきなり一死二・三塁とするが、清水・大淵が凡退してこのチャンスを活かせず。するとその裏、先発の大淵が相手の強力打線に捉まる。先頭打者を四球で出したあと、5安打とエラーでいきなり5失点。さらに2回にも2安打1死球に3盗塁を絡めて2点を追加される。その後、大量点差に少し緩んだ相手打線に助けられ、3・4回と無失点で踏ん張るものの、味方打線は沈黙。4回、大淵四球・有銘ヒットで得た無死一・二塁のチャンスも、早川のピッチャーゴロが1-5-3と渡って併殺。続く5回も、藤島のヒットで一死一塁とするが、加順のピッチャー強襲性の当たりが結果的には1-6-3の併殺となり、2イニング続けてチャンスを潰してしまう。5回裏には再び2点を追加され、一方的な展開となった6回表、1四球2死球で二死満塁というチャンスを貰うと、太田のファーストゴロを相手がエラー。タナボタでどうにか1点を取ると、続く船橋は綺麗なセンター前ヒット。2点を追加してどうにか面目を保った。とはいえ大量点差は変わらず、結果は3対10の大敗。完投の大淵は、今期のチームの負けを全部背負い込む4敗目。チームの連勝記録も6で止まった。
なお、この試合で伊藤(研)選手は、史上2人目の通算150本安打を達成しました。
ウェスタンベーブ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
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ブルーオーシャンズ | 0 | 5 | 0 | 2 | 0 | 10 | 17 |
(勝) 落合11勝1S
初回、先発落合が、四球と盗塁で無死二塁のピンチを迎えると、2番打者の当たりはショートへのライナー。これが太田の真正面となり、しかも捕球したその場所で走者タッチアウトというラッキーなダブルプレー。この後は落ち着いた序盤となる。しかし2回裏、先頭の清田が二塁打で出ると、一死後太田の一塁ゴロエラーで先制点。さらに二つの四球で二死満塁としたあと、大淵のライト前タイムリーが敵失を誘い、走者一掃となる。加順の二塁打も続いてこの回5得点となり、試合を優位に進める。4回裏には、古川の犠牲フライと藤島のレフト線二塁打で追加点。5回からは二番手清田が登板し、犠牲フライで1点を許すものの、大量点に守られて無難な投球を見せる。そして6回裏、加順の内野安打を挟んで二つの敵失の後、篠原の犠牲フライ、太田・早川の連続タイムリー、伊藤研の一塁強襲二塁打と続く。その後は、一方的な展開に相手守備が崩れだし、さらに4個の敵失に2安打を追加し、結局この回だけで10点を追加。長時間に渡った攻撃が終わったところでちょうど時間切れとなり、変則ダブルヘッダー初戦を制した。
モランボン神奈川工場 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
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ブルーオーシャンズ | 5 | 3 | 0 | 11 | 1 | X | 20 |
(勝) 大淵7勝4敗1S
2008年11月にダブルヘッダーで連勝しているモランボンとの再戦。先発の大淵は、初回先頭打者を歩かせると、盗塁と二つの内野ゴロで先制点を許す。しかしその裏、いきなりの4連続四球で同点とすると、一死後再度の押し出し。続く清田のタイムリーで、二塁走者篠原は本塁憤死するものの、さらに3連続四球で、結局この回4つの押し出しを含む5得点。続く2回にも、落合のヒットをきっかけに、敵失が続いて3点を追加した。守っては大淵が2回以降は安定したピッチングで得点を許さず、4回裏を迎える。2連続四球の後、この日絶好調の清田の二塁打でまず2得点。太田のヒットの後、敵失と四死球を挟みながら、清水・藤島・清田(この回2本目)、加順のヒットが続き、終わってみればこの回だけで11点。なんと一日のうちに二度も二桁得点のイニングを作るという珍記録も生まれた。5回裏にも1点を追加し、6回表終了で時間切れとなり、ダブルヘッダーを連勝。15四死球に助けられたとはいえ、11安打と相変わらず好調な打撃陣が目立った。
なお、この試合で清田選手は、史上17人目の通算50本安打を達成しました。
レッドホエールズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 6 | 0 | 12 |
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ブルーオーシャンズ | 5 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 10 |
(敗) 大淵7勝5敗1S
前日の対戦相手からのキャンセルにもめげず、隣の面で練習をしていたチームにお願いして、2年4ヶ月ぶりの現地調達試合。グラウンドも2コマ確保ということで、9回制での対戦となる。1回裏の攻撃では、四球と敵失で無死二・三塁とすると、嵯峨がセンター前に運んでまず1点。その後も四球・敵失に藤島のタイムリーと続いて、いきなり5点を先制する。その後、2回表には急造一塁手古川の連続落球などで1点を返されるものの、3回には清水のタイムリーで1点を追加。先発落合は、5回に初安打を許すと、牽制悪送球と暴投などで2点を献上するものの、無難に試合を作って責任範囲の5回でマウンドを降りる。ところが、後を受けた大淵がこの日は大誤算。6回表、2本のヒットで1点を許したあと、ショート右へのハーフライナーを清田がダイビングキャッチするも間一髪で内野安打となるなど、この回3点を喫して一気に試合が接戦の様相を呈する。それでもその裏、助っ人清水(祐)のヒットを足がかりに2点を取って引き離し、逆に7回表は三者凡退で流れを取り戻したかに見えた。ところが魔の8回、再び大淵が連打を許すと、内外野のまずいプレーも重なり、あれよあれよという間に6失点で3点のリードを許す展開になってしまう。その裏二死から連続四球と敵失で満塁とするも、この日好調だった藤島が三振で無得点。最終回は3番手船橋が登板し、いきなり三塁打を喫してピンチを迎えるものの、ショート清田の攻守に助けられ無失点で最後の攻撃に期待をかける。この時点で、点の取り合いに混乱して皆が2点差と勘違いしている状況で(ホントは3点差だった)、加順のヒットと落合の四球に足を絡めて1点を返し、なお一死三塁と攻めるが、続く安達・船橋が凡退してゲームセット。「7回制にしておけば良かった…」という溜息が聞こえてくる大逆転負けでった。
真光寺ブラックサンダース | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
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ブルーオーシャンズ | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | X | 5 |
(勝) 落合12勝1S
雨模様の天気予報から一転して、秋晴れの中でのプレイボール。初回、2番井上がライト前ポテンヒットで出塁すると、暴投で二進。さらに牽制悪送球+センターからの三塁悪送球でラッキーな先制点を挙げる。2回にも、四球の落合が三塁まで進むと、続く嵯峨の強烈なライナーを相手サードがはじく間にホームイン(その後ショートが好カバーを見せるも、一塁手が落球して記録はエラー)。一方、1・2回と完璧な立ち上がりを見せた落合だったが、続く3回はエラーとヒットで一死一・三塁のピンチ。続く打者はピッチャーへの鋭い当たりだったが、これを落合が好捕し、一塁走者も刺して無失点で凌ぐ。ところが続く4回、ヒットで出た先頭打者こそ盗塁刺でアウトにするものの、次打者が内野安打+盗塁で一死二塁。ここで右中間への大きな当たりを船橋が好捕して二死まできたが、続く打者が今度はライト前方への小飛球を放ち、船橋懸命のスライディングキャッチも及ばず1点を返された。しかしその裏、四球で出た太田が、内野ゴロとボークで三塁に進むと、落合の犠牲フライで実に効率的な追加点。その後6回表には、ヒット2本に落合自らのエラーも絡んで一死満塁のピンチを迎えるが、なんとか後続を抑えて無失点。逆にその裏、無死二塁から大淵のバントヒットの間に二塁走者太田が一気にホームイン。さらに一死二・三塁から早川の内野ゴロで1点を追加してリードを広げる。最後はリリーフの大淵が3球で三者凡退に仕留めてゲームセット。接戦を制して今シーズン20勝目を挙げた。
PLS | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | (4) | 3 |
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ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 |
(勝) 落合13勝1S
2002年4月以来実に8年半ぶりの上柚木公園、対戦相手は去年12月以来となるPLS。先発の落合はいつになく不安定な立ち上がりで、連続四球と暴投でいきなり無死二・三塁のピンチ。しかしここは何とか内野フライ2個と三振で後続を抑える。攻撃陣は、相手サウスポーを打ちあぐねながらも、2回裏には四球と内野安打で一死満塁のチャンス。しかしここで続く大淵はピッチャーゴロ。ホーム封殺のあとの一塁送球が打者走者にあたって逸れたかに見えたが、守備妨害の判定で結果的にはダブルプレーとなる。それでも続く3回裏には、井上のセンター前ヒットが相手のエラー2つを誘って先制点。さらに藤島・加順の連続内野安打、清田のタイムリーと続き、効率的な攻めで3得点。4回にも、一死二・三塁から大淵の内野ゴロの間に1点を追加した。途中から立ち直って4回無失点の落合の後は大淵が登板し、5回は無失点で抑えたが、続く6回、それまで安定していた守備陣が突然崩壊。なんでもない内野フライの落球に始まり、ショート・サードのエラーが相次ぎ、最後は満塁から押し出しで1点差とされてしまう。そして迎えた7回表、満を持して船橋が登板したが、これが完全に裏目。いきなり3連続四球に暴投もからめて失点するなど、あれよあれよという間に1安打6四死球で4点を失い逆転されてしまう。しかし、この回の攻撃があまりにも時間を食ったために裏の攻撃の時間がなくなり、記録上は6回コールド勝ちという皮肉な結果となった。
ワンサイドパワーズ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
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ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | X | 10 |
(勝) 落合14勝1S / (本) 井上3号
今年最後となる伝統の一戦。1・2回と落ち着いた立ち上がりとなるが、3回表に先発落合がつかまる。いきなり三連打で無死満塁とされると、ピッチャーフライとサードゴロで二死まで粘るものの、パスボールで先制点を許す。なお続く二死満塁のピンチで、相手打者の打球はサード後方への小フライ。ポテンヒットで追加点かと思われたそのとき、あらかじめ前目に守っていたレフト伊藤(研)が猛然とダッシュ、ダイビングキャッチでピンチを救う。それでも続く4回にはヒットと二塁打で2点目を献上。5回表には、二死一・二塁から一塁後方へのポテンヒットを許し、さらに追加点を許したかと思われたが、ファースト小林(紀)の好送球でかろうじて凌いだ。この後ベンチに戻る落合に船橋主将が投手交代を告げ、連勝記録もこれまでかと思われたが、その裏ブルーオーシャンズの逆襲が始まる。清水・伊藤(研)の連打と安達の四球で無死満塁とすると、続く船橋は前進守備の一塁手の横を抜ける2点タイムリー。さらに一死満塁から敵失で1点を勝ち越した後、井上の強烈な当たりが三塁線を抜けると、レフトの横も抜き去り外野を転々、そのまま満塁ホームランとなってリードを広げる。6回からは2番手の大淵が2回1失点の無難なリリーフを見せるとともに、6回裏には藤島のタイムリー二塁打・小林(紀)の犠牲フライ・清水のタイムリー内野安打で3点を追加。今年のパワーズ戦を2勝0敗で終えるとともに、落合は自らの連勝記録を伸ばす14勝目を挙げた。
ベーランズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
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ブルーオーシャンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 1 |
(勝) 落合15勝1S
2010年締めの日となるダブルヘッダー第一試合。初回は両軍二死から走者を出すも無得点。続く2回、先発落合が先頭打者に二塁打を打たれるが、続く3人を打ち取って無失点。その後も膠着状態が続き、5回表終了時点で、相手6三振・自軍8三振で0対0が続く。多彩な変化球を低めに投げ分ける相手投手に苦戦していたブルーオーシャンズ打線だったが、5回裏、加順のセンター前ヒットを足がかりに、死球と暴投などで一死二・三塁のチャンスを作る。ここで続く太田は一塁にボテボテの当たりを打つが、三塁走者井上がスタートを切れず、続く篠原も凡退して最大のチャンスを逸する。直後の6回表、二死からセカンド横を抜ける強い当たりのヒットを打たれると、そのままセンター船橋の横も抜けて三塁打となってしまう。しかしこのピンチも後続を三振に取り、落合の無失点ピッチングは続く。7回裏二死一・三塁のチャンスも加順が凡退し、0対0のまま試合は延長戦へ。そして迎えた8回裏、先頭の井上が一塁後方に落とす技ありのヒットで出塁すると、一死後、太田四球・篠原死球と続いて満塁のチャンス。ここで続く古川はカウント2-3と粘ると、最後は相手投手が力尽きて四球となり、サヨナラで接戦を制した。
ブルーオーシャンズ | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
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ベーランズ | 8 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1 | 15 |
(敗) 大淵7勝6敗1S
第二試合は一転して点の取り合い。初回、大淵の捕手前小フライが内野安打となると、続く安達も敵失で続き、二死後、藤島が綺麗にレフト前へ。相手レフトの後逸もあり、2点を先制する。しかしその裏、ワンアウトから何でもないサードゴロを落合が悪送球すると、そこから試合は崩れはじめ、ヒットとエラーが交互に続く最悪の展開。先発大淵は落ち着く暇もなく、気付いてみれば8失点(実はあまりに混乱してスコアがちゃんと付けられなかった)。それでも2回には篠原のタイムリー、3回には船橋のタイムリーで4点差まで迫るが、続く3回裏、またしてもサードゴロエラーが二つ続き、犠牲フライと内野安打で2点を追加されてしまう。直後の4回表には、一死一・二塁から加順が三盗失敗で更に流れは相手へ。その裏今度は連打で2点を失うと、5回から登板した2番手船橋も流れを止められず、ヒットとエラーで2失点。日が沈んで急激に寒くなってくる中、試合内容も同じように寒くなり、追いすがる気配もまったく見られない中、最後は6回裏に1点を追加されたところで時間切れ。稀に見るナイスゲームだった第一試合とはうらはらに、冴えない今期最終戦となってしまった。