TMリーグでは、2006年度から、リーグ戦および練習試合のすべてを対象としたランキングシステムを開始しました。各チームが同じ条件で年間の順位を競うリーグ戦とは対照的に、試合数や対戦相手などが千差万別のチームがポイントを通じて順位を競う方式で、年度と関係なく常に順位が上下します。
以下にポイントシステムの詳細を説明します。このシステムは、単純に試合数が多いチームが上位に来るということにならないよう、また、同じ勝利でも強い相手に勝った場合ほど多くのポイントが取れるように考案されたものです。
例えば、持ち点90のAチームと持ち点70のBチームが試合をしてBチームが勝ったら、Aチームの持っている90点の10%である9点がBチームに移動します。その結果、Aチーム81点、Bチーム79点になります。逆にAチームが勝ったら、BチームからAチームに7点が移動し、Aチーム97点、Bチーム63点となります。
上の例でいうと、AチームからBチームに9点が、BチームからAチームに7点が移動し、結果としてAチーム88点、Bチーム72点となります。引き分けといっても、弱いチームの側に価値があるわけですね。
ここで均等というのは、単純に等分するのではなく、各チームの持ち点に比例するように分けます。
初年度は全チーム100点で開始します。その後は新しいチームがリーグに加盟するごとに持ち点100を与えます。