関越道2 (新潟)

苗場スキー場

1980年代のスキーバブルの象徴だったスキー場で、バブル崩壊の頃には、極楽スキー'89で「『腐っても苗場!』が徐々に発酵している」と揶揄されたこともありました。しかし、ゲレンデそのものはむしろ硬派な素材を持っており、筍山の景色を見にいった初中級者は、大斜面を降りてくるところで苦労し、さらにそのあとも次々と現れる上級コースを見ながら、安心なコースを探して苦労するというわけです(ちなみに正解は両端のチャレンジコースかダウンヒルコース)。逆に、これらのコースをガンガン滑りたい人には、ゴンドラを使った繰り返し滑走が楽しめると思います。バブルの頃は、幅20mほどの帯のようなコースに人工雪をつけて、11月前半ぐらいにオープンしたりもしていましたが、さすがにやめてしまったようです。

(最終滑走年:2014/最終更新日:2015.8.12)

苗場スノーパルマベルカントスキー場 (苗場と合併)

苗場から国道17号線を三国峠方面に少し行ったところの東側、現在では浅貝ゲレンデと呼ばれているところは、かつては独立したスキー場でした。苗場の大斜面あたりから見ると、国道を挟んで、白樺平ゲレンデ(今は廃止)とスノーパルマ(その前は浅貝スキー場という名前だった)とが並んで見えるのがわかると思います。谷筋の初級コースと、そこから尾根に向かっていく短い急斜面というレイアウトでしたが、今では初級コースだけになってしまいました。スキーバブル全盛期には、大混雑の苗場を逃れて滑りに来る意味もあったかもしれませんが、今では隣接した宿に泊まっている人ぐらいしか来ないのでしょうね。

(最終滑走年:1991/最終更新日:2015.8.12)

田代・かぐら・みつまたスキー場

多くの人がそうであるように、私もここでは12月と4月にしか滑ったことがありません。それでも雪質が悪かったという記憶がないんだから、たいしたスキー場ですね。しかし、そんな私が「みつまた下山コース」を滑る日は来るのだろうか‥‥‥。

(最終滑走年:1993/最終更新日:1998.4.23)

二居スキー場

田代のロープウェイ乗り場から国道を挟んだ向い側にあるスキー場。このスキー場は、驚くべきことになんと駐車場がありません。地元のおじさんに聞いたら、酒屋のおばちゃんが有料で駐車場を貸してくれるよと教えてくれました。リフトは1本。まっすぐ降りる上級コースと裏を回る中級コース、それに食堂が一つ。なんかタイムスリップでもしたような気分にさせるスキー場です。なぜか宿泊施設の数は多いんだけど、みんな田代に行ってるのかなあ?

(最終滑走年:1999/最終更新日:1999.3.20)

神立高原スキー場

長い距離こそ滑れないものの(といってもミルキーウェイはそれなりにクルージングっぽい滑りが楽しめます)、適度な斜度のコブ斜面があちこちにあったりして、天気の良い日にコブコブで汗を流して練習するのは、なかなかいい気分です。コースレイアウトが単純なので、「コースの上で初心者と別れて、下で待ち合わせ」というのも簡単にできます。ヘラクレスとかペルセウスとかの中斜度のコブ斜面の練習が楽しいので、斜度40度のスーパーオリオンは一日2〜3回も滑れば十分という感じかな。

(最終滑走年:1995/最終更新日:1998.4.23)

一本杉スキー場

名前は一本杉。リフトは一本。コースも一本。それで説明が終わってしまうようなスキー場なのですが、特筆すべきはそのロケーション。越後湯沢駅西口から徒歩3分。シャトルバスを待ってるあいだにちょっと滑ってこられる距離です。おまけに温泉街の真ん中にゲレンデがあるため、こんなちっちゃなスキ−場を囲んで食堂やら何やらが何軒も並んでいます。ゲレンデの滑り応えについては言わずもがなですが、新幹線が目の前に見えるのがちょっと不思議な感じではあります。

(最終滑走年:2005/最終更新日:2005.1.18)

NASPAスキーガーデン湯沢

越後湯沢駅からシャトルバスで3分という近さですが、温泉街とは全く異なる雰囲気です。それもそのはず、ここにそびえ立っているのは、あのホテルニューオータニ。ゲレンデを滑り降りてきて目の前にタワーが見えたときは、一瞬「ここはトマムか?」と思ってしまうようなリゾートの雰囲気造りに成功しています。とはいえスキー場としての規模の小ささはどうしようもなく、一日滑れば飽きてしまう程度なのですが、それでも初級から上級まで、それぞれに楽しいコースをまんべんなく揃えてはいます。ところで、数年前に拡張された一番奥のコースが、いつのまにか営業中止になっているようですが、これはいったい何なんでしょう?

(最終滑走年:2005/最終更新日:2005.1.18)

加山キャプテンコースト

名前の通り、あの加山雄三が道楽で経営しているとおぼしきスキー場ですが、大丈夫でしょうか?とにかく何から何まで中途半端。レストハウスはすべてプレハブで、貧乏臭いことこのうえないし、コースも上級と超初級はあってもその間が無い。それでも岩原や中里あたりの賑やかな界隈にあれば、昔ながらのスキー場ってこんな感じだよなあ、なんて誤魔化せるのですが、微妙に人里離れたところにあってどうにも救いがありません。お客さんも少ないし、本当に先行きが心配なのですが、もしかして経営はどうでもよくて、単なる税金対策か何かなんでしょうか?

(最終滑走年:2005/最終更新日:2005.1.18)

湯沢パークスキー場

コースマップをちょっと見ると、なかなかバラエティに富んでいるように見えて、スペックまで見ると実はかなり小さいということに気付くスキー場です。で、実際に滑ってみた感想はと言うと、ちょうどその中間ぐらい。決して大きいとはいえないけれど、それなりに変化に富んでおり、標高差が200mしか無いわりには、結構がんばっていると言えるのではないでしょうか。向かいには岩原の広いゲレンデが見えます。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.28)

湯沢中里スキー場

初めて行ったときは、コースは短くてダラダラでつまんないなあ、って思ったけど、期待せずに行った2回目のときには、一ヶ所に集中している急斜面を繰り返し滑ってそれなりに楽しめました。「スキー場の評価は事前の期待度によって全く変わる」という良い例ですね。ナイターでこれらの急斜面を滑れるので、夜だけ行ってもいいかも。

(最終滑走年:1995/最終更新日:1998.4.23)

中里スノーウッドスキー場

中里スキー場の奥、エンゼルグランディアというホテルのプライベートゲレンデのような雰囲気です。リフトは縦に2本。1本目は緩斜面、2本目は急斜面というわかりやすい設定。とはいえ、この手のプライベート風ゲレンデにしては、急斜面の斜度は結構あります。中里スキー場から繋がっているように見えて、実際にはスキーを脱いで移動しなければならないのがちょっと残念。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.28)

ルーデンス昭和スキー場

中里を通り過ぎて5分ぐらい先に、リフトが3本並んだシンプルなレイアウトのルーデンス昭和スキー場があります。中里のゲレンデからも向い側に良く見えています。という説明ですべて言い尽くされてしまうような、これといって特徴のないスキー場です。特に、湯沢スキー場乱立地帯にあるだけに、その特徴の無さが不思議なエアポケットを作ってしまっている気さえします。あれだけいろんなスキー場が見えたら、他のところに行ってみたくなっちゃうんじゃないかなあ。

(最終滑走年:1999/最終更新日:1999.3.20)

岩原スキー場

関越道から見えるときの印象では、まったいらで単調なゲレンデのような感じなのですが、滑ってみると意外と手応えがあります。なんと言っても飯士ジャイアントコース(なんて読むんでしたっけ?何度聞いても忘れてしまう)が素晴しいのと、その奥の2本のコースがちょっと意表をついてるからでしょうか。逆に言うと、中間から下は見た目通りの単調なコースですぐに飽きます。ところで、意外と知られていないことですが、岩原の一番奥のコースと舞子高原の山頂って、実はすごく近いんですよね。この二つがつながって五竜とおみ&白馬47みたいになったら、けっこう意表をついててインパクトあると思うんだけどなあ。

(最終滑走年:1995/最終更新日:1998.9.9)

舞子高原後楽園スキー場

これといった特徴のなかった後楽園エリアに、長峰・奥添地エリアとゴンドラが加わって一躍メジャー入りを目指したスキー場です。しかし、新しくできたエリアも地形が複雑なわりには滑り応えのあるコースが少なく、結局は奥添地の狭いエリアを滑り続けることになってしまいます。広い割りには「移動しながら滑る楽しみ」を味わえないのが残念。

(最終滑走年:1992/最終更新日:1998.9.9)

湯沢高原スキー場

越後湯沢駅からゲレンデベースまでは徒歩5〜6分。無料のシャトルバスもあり、ガーラほどでは無いもののアクセスは楽な部類に入るでしょう。そこからロープウェイで一気に上がったところがゲレンデで、正面には飯士山を中心とした湯沢エリアのスキー場群、裏手には谷を挟んでガーラのゲレンデが見え、かなり壮観です。さらに山頂から裏手にまわる林間コースを行くと、かぐら・みつまた方面につながる景色が見えてきたりして、小規模な割りには眺望のバラエティに富んでいます。さらに特筆すべきは、かなりの標高差を持つ下山コースの楽しさ。ロープウェイ山頂駅からしばらくは、幅の広い立派なゲレンデが続き、その後はいかにも下山コースという雰囲気になるのですが、温泉街にグーっと降りていくのが、高原から街への変化を感じさせてくれます。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.28)

ガーラ湯沢スキー場

新幹線直結が売りのコンビニエントなスキー場というイメージでしたが、南エリアの復活と下山コースのオープンで、一気に一流スキー場の仲間入りです。それにしてもこの下山コース、何とも言えない微妙な場所にスタート地点があって、まあ地形の関係でここしか無かったんでしょうが、作った人たちの苦労が偲ばれます。そのせいでゴンドラ山頂駅からのアクセスが悪いのですが、雪上車サービスなんてことをやって、逆に楽しさを増やしています。コースはちょっと狭くてそれなりに斜度もあるけど、まあ中級の下ぐらいの人なら難なく降りられそう。一方の南エリアは、かなり長めのコブ斜面などもあり、そこそこ滑れる人にとってはかなり楽しめます。さて、気になる新幹線スキーですが、どうも一番混雑しているのはレンタルのカウンターのようで、まあスキー板を持って新幹線に乗る気はしないでしょうが、宅配便で送っておくというのは考えてもいいかも。

(最終滑走年:2011/最終更新日:2012.3.10)

石打丸山スキー場

蔵王と並ぶ、「昔ながらのスキー場」の代表格です。しゃれたリゾートホテルではなく“スキーロッジ”みたいなのが建ち並び、リフトは遅く混んでいて、レストハウスではなく 食堂があちこちに散在している感じです。コースも、幅はそこそこあるものの、縦の一体感に乏しく細切れな感じ。それでも、ゲレンデ下部のダイナミックコースやデビルダウンコースはかなり滑り応えがあるし、ガーラや湯沢高原との共通リフト券があることなどまで考えれば、けっこうお勧めのスキー場かもしれません。ナイターエリアが広いのも売りですね。間違っても「夜はおしゃれなバーで…」なんて人とは一緒に行かずに、ひたすら夜までスキー猿と化すのが正しいプランということになるでしょう。

(最終滑走年:1993/最終更新日:1998.7.6)

石打花岡スキー場

石打丸山のすぐ傍にあるリフト1本のスキー場。滑っていると、石打丸山のゲレンデのアナウンスが聞こえてきます。コースは3つあるように書かれていますが、実質的にはリフト沿いと迂回の2本。まあ典型的なロコスキー場なんですが、ガラガラの平日に一回券を買って滑ろうとした私に、「今日はオマケしとくから只でいいよ」と言ってくれたおじさんのおかげで、私の中ではとっても評価が高いです。

(最終滑走年:2006/最終更新日:2006.3.5)

ファースト石打スキー場

石打丸山のロッジ街から、ちょっと頑張れば歩いていけるスキー場。丸山が混んでてどうしようもないときはどうぞ(我々のことですが)。内容的にはこれといった特徴もなく、そのためスノーボードへの取り組みは早かったのですが、最近ではそれも売りとは言えなくなってきたかな。まあ、ごく普通の中級スキー場です。一番右側のコースの最後に登りがあって、しょうがなくロープトウが設置してあるのがちょっとノスタルジイですね。

(最終滑走年:1993/最終更新日:1998.7.6)

マウントグランビュースキー場

確か昔は「スポーツ振興石打」という名前だったと思います。今は洒落た名前に変わっていますが、それに合わせて施設のリニューアルをやったなんてことはなく、昭和の香りにあふれたリフトとレストハウスが出迎えてくれます。マップには沢山リフトが書かれていますが、私が行ったときに動いていたのは、メインコースの2本と登行用の1本だけ。まあ登行リフト沿いのコースも下山時には滑れますが。で、名前の由来は「眺めが良いから」ということですが、まあこのへんのスキー場はどこもそれなりに眺めは良いので、まあ悪くはないけどそんなに驚きも無いって感じでしょうか。

(最終滑走年:2011/最終更新日:2012.3.10)

上越国際スキー場

とにかくやたらと横にばっかり広くて移動が大変なことにかけては日本一と言われるスキー場。両方向に人が乗っててびっくりする連絡リフトなんかもあちこちにあって、確かになんだこりゃという感じです。しかし、移動が大変なのもこれだけ極端になると、逆にそれを楽しんじゃえばいいか、という気になります。ということで、このスキー場にやってきたら、とにかく一日かけてでも当間ゲレンデの一番奥まで行って帰ってくるのが基本パターンでしょう。ただ、リフトの連絡が悪いところが多く、スケーティングの苦手な初心者やスノーボーダーにはちょっと辛いかもしれません。それで時間が余ったら、上越屈指の壁である「大別当チャンピオンコース」を何回か滑って帰ることにしましょう。ゲレンデ内に燦然とそびえ立つホテルグリーンプラザ上越は、実は意外と大衆的な雰囲気で、カップルなんかよりもむしろ、リフト券付きパックで安くあげたい若者グループ向けって感じです。

(最終滑走年:2000/最終更新日:2000.1.18)

シャトー塩沢スキー場

吉里ゲレンデと一本杉ゲレンデという二つの初級者ゲレンデが、上部で繋がっているというレイアウトなのですが、ここはゲレンデマップの作り方が下手で随分損をしていると思います。かくいう私自身、あまり興味をそそられないスキー場だったのですが、実際に行ってみると随分印象が違いました。マップでは上の方にちょこっと書かれている上中級者コースが、短いなりにそれなりの存在感があるのです。ちなみに二つのゲレンデの麓には、それぞれ「シャトーテル」と名乗るホテルがあるのですが、シャトー塩沢だからシャトーテルなのか、シャトーテルだからシャトー塩沢なのか、うーむ………。

(最終滑走年:2011/最終更新日:2012.3.10)

六日町ミナミスキー場

六日町インターから十日町に向かってちょっといった国道沿いのスキー場。国道を挟んで、メインのミナミゲレンデとリフト1本の八箇ゲレンデとがありますが、八箇ゲレンデはあんまり営業してないみたいです。ミナミゲレンデは、山頂から順に、中上級向け、初心者向け、初中級向けという三段階の構成。クワッド沿いのコースの滑走感がいまいちなので、初心者は中腹のペアリフトで練習、中上級者は山頂のペアリフトで繰り返しという感じかな。

(最終滑走年:2006/最終更新日:2006.3.5)

五日町スキー場

第一印象は駐車場の場所がわかりにくい。でもって、上の方のコースもオープンしてるってホームページで確認していったのに、実際に営業していたのは一番下のコースだけ。それなのにお客さんは結構来ているのは、地元でそれなりに気に入られているのでしょうか。残念ながら悪い意味での「昔ながらのスキー場」という感じですね。山頂の方はちょっと魅力的なコースに見えたんだけどなあ。

(最終滑走年:2006/最終更新日:2006.3.5)

六日町八海山スキー場

ゲレンデ案内なんかを見ても一目瞭然だと思いますが、まさしく「スキー猿のためのスキー場」です。コブコブの急斜面のロングランを繰り返して修行僧のように練習に励むもよし、その道では超有名なスキースキールに入って基礎スキーヤーをめざすもよし、ただしくれぐれも初心者を連れてきたりなんかしないようにだけは注意しましょう。「らくらくコース」を滑り降りるだけで半日かかっちゃっても知りませんからね。

(最終滑走年:1995/最終更新日:1998.9.9)

八海山麓スキー場

八海山麓といっても八海山の斜面にあるわけではなく、川を挟んだ反対側の小さな山の斜面にあります。リフト2本の見るからに小さなスキー場ですが、中級者に無駄な斜面がなく、以外と楽しめます。メインのリフト沿いにある3本のコースは、谷や林で区切られて独立感があり、どれも小気味よく飛ばせます。山頂のリフトはとても短かいですが、その代わりに眺望が開けています。まあ普通の人は六日町八海山に行っちゃうんでしょうが(そしてそれが正解なんですが)、以外と穴場といえば穴場かも。

(最終滑走年:2006/最終更新日:2006.3.5)

小出スキー場

駐車場からちょっと歩いて登ると、リフト1本分のメインコース。実はその上にリフトもう1本分のコースがあるんだけど、リフトとリフトの間がちょっと分断されている感じなのが残念です。それでも、山頂からは裏側に回るコースもあったりして、まあ普通の小規模スキー場と言っていいぐらいなんだけど、ここで特筆すべきは小出の街の近さ。さほど大きな街ではないんだけど、それでもゲレンデからすぐ下に街が見えて、地元密着のスキー場なんだろうなあ、と思わずにはいられません。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.16)

大湯温泉スキー場

奥只見丸山に向かう道を進み、シルバーラインに入らずにさらに真っ直ぐ行くと、大湯温泉のホテル街に着きます。そこそこ栄えていて魅力的な温泉街から、ちょっと遠くに急なコースが見えているのが、大湯温泉スキー場。リフト1本だけのシンプルなゲレンデですが、斜度30度と滑り応えのある急斜面があり、温泉街を見下ろしながら滑るのは、なかなか楽しいです。なんでも市が閉鎖を検討しているとのことですが、うーんもったいない。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.16)

湯之谷薬師スキー場

ゆ〜パーク薬師という日帰り温泉施設の裏が、広いゲレンデになっています。だだっぴろい斜面の真ん中にリフトを1本架けてみました、という感じのシンプルな構成で、もちろん麓からすべてのコースが見渡せてしまいます。地形的にも、平野部のちょっとした丘の斜面という感じで、眺めも普通の里の風景だし、なんというかまあ本当に特筆することのないスキー場です。冴えないコメントですいません。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.16)

須原スキー場

このあたりのエリアでは一応盟主的存在というか、実は近所にもう一つアクシオムというまあまあ大きなスキー場があったんだけど、そっちが閉鎖になってしまったので、八海山より北では唯一そこそこの規模のスキー場ということになってしまいました。標高差350mぐらいを一気にクワッドリフトで登り、そこから尾根づたいに降りてくるコース2本がメインコース。これはなかなかの滑走感で、これに加えて山頂から裏側に降りる中ぐらいの距離のコースが、ちょっとしたスパイスになっているという感じです。

(最終滑走年:2009/最終更新日:2010.3.16)

大原スキー場

かつては関越国際大原スキー場と呼ばれていたようですが、後に魚沼大原スキー場となり、今は単に大原スキー場と名乗っているようです。小出ICから、須原スキー場の横を抜けて国道252号線を進んでいくと、だんだん寂しい雰囲気になってきまます。その先の福島県境は冬期通行止なので、行き止まり感はひときわですね。

(最終滑走年:2019/最終更新日:2019.3.18)

なかさと清津スキー場

石打から十日町に抜ける国道からちょっと横に入ったところにあって、ロケーション的にもかなり気づかれにくいスキー場です。スキーバブルの頃、将来は上越国際スキー場と連結するという触れ込みで開発しされたらしいのですが、そんな話は当然無くなり、今ではリフト1本で地味に営業しています。レストハウスがホテルグリーンプラザと同じような外観なのは、やはり連結を意識して作られたのでしょうか。リフト1本とはいえ、それがかなり長めのクワッドリフトで、そこから両側にコースが作られていて、まあ第一印象よりはしっかりしたスキー場だとは思うのですが。もしバブルがもう少し続いていたら、上越国際からリフト何本乗り継いでここまで来たのかなあ。

(最終滑走年:2008/最終更新日:2010.3.14)

グリーンピア津南スキー場

すっかり社会問題となってしまったグリーンピアが経営するスキー場で、併設のホテルのほぼ専用ゲレンデといっていい雰囲気です。そのホテルから見ると、写真のように小ぢんまりとしたスキー場のように見えますが、実はその奥にもリフトが架かっていて、そこそこの規模を持っています。その奥のリフトで登って山頂から降りてくるコスミックBコースは、距離・斜度ともなかなか充実した滑走感を味わえます。ホテルはプールやボーリング場まであって飽きさせないし、全体として悪くないスキー場だと思うんですが、湯沢エリアの名だたるスキー場を通り過ぎて更に小一時間のドライブということで、いかんせん場所が悪いんでしょうね。

(最終滑走年:2008/最終更新日:2010.3.14)

マウンテンパーク津南スキー場

3年前のとある月曜日に行ったら営業してなくて、どうやら基本的に週末営業らしいということを知り、その後リベンジを果たしました。ゲレンデ中腹にレストハウスがあるレイアウトなのですが、そこからコースを降りていくと、昔はたぶんJR津南駅まで滑っていけたはず。それなりに便利だったと思うのですが、そもそもJR飯山線に乗る人があんまりいないのか、一番下のコースはいつの間にかクローズになって、中腹まで車で来るしかなくなってしまいました。ちなみにこのスキー場、以前は「カガンスキーパーティー」なんて名乗っていたこともあって、何のことかと思ったら、このあたりは「河岸段丘」という地形で有名なんだそうです。Wikipediaによると「9段にも及ぶ津南町の段丘は日本一」だそうですが、そんなことに興味を持つスキーヤーがどれだけいたんだろうか…。

(最終滑走年:2011/最終更新日:2012.3.10)

松之山温泉スキー場

津南のあたりから一山越えると、薬湯として有名な松之山温泉に着きます。その温泉街を抜けてちょっといったところにあるスキー場。かなり回り道をして来るので気付きにくいですが、実は山頂部はマウンテンパーク津南の山頂のすぐ裏あたりです。リフトは2本しかありませんが、2本目のリフトがなかなか長く、滑り応えはそこそこ。短めの急斜面から始まり、ややねじれ気味の長い中斜面を飛ばしていくことができます。山深いロケーションのせいか、山頂部からの眺めも良好。私は速攻で別のスキー場に移動してしまいましたが、スキーの後の温泉も気持ちいいんだろうなあ。

(最終滑走年:2011/最終更新日:2012.3.10)

松代ファミリースキー場

ほくほく線の松代駅のすぐそばにあるスキー場。車で来ると、六日町ICから小一時間という感じです。ファミリーと付いてはいますが、一応上級コースもあり、リフト2本にしてはコースバリエーションもいくつかは取れます。とはいえ、周囲にこれといった名所も無いし、近所の松之山温泉と比べると、温泉の知名度でも負けている感じ。ゲレンデからの景色は、このあたりでは見慣れた低山が連なる眺め。まあそんな感じの平均的なロコスキー場です。

(最終滑走年:2013/最終更新日:2014.2.11)

高柳ガルルのスキー場

十日町からさらに北に進み、ちょっとだけ山が険しくなってきたあたりにあるリフト1本のスキー場。距離的には柏崎の方が近いんだろうけど、東京から行くと、六日町ICから結構遠いなという気がします。リフトを降りると、ほんの20〜30mぐらいだけ上級コースと初級コースに分かれてるんだけど、すぐに合流して、あとはゆったりしたコースが続きます。他に特筆すべきこともないんだけど、スキー場の名前が「ガルルスキー場」じゃなくて「ガルルのスキー場」なのは何か理由があるんでしょうか?

(最終滑走年:2019/最終更新日:2019.3.18)

キューピットバレイスキー場

このサイトではスキー場をエリアに分けているのですが、どこに入れるのか迷うスキー場です。東京から直行するなら関越道六日町ICからが最短のようですが、最寄のインターはむしろ上信越道の上越IC。ただ実際に行ってみると、ゲレンデからの景色という点では、松之山温泉や津南など、関越側のスキー場に明らかに近いようでした。ゲレンデは、ゴンドラで一気に山頂まで上がれるレイアウトですが、上中級者にはむしろ第2クワッドリフトの方が楽しいかもしれません。このあたりはわりと平坦な地形で、行く前には単調なゲレンデ構成を想像していたのですが、実際に行ってみると、微妙な起伏をうまく活かして、けっこう楽しいコースレイアウトになっています。たどり着くまでの長い長い道のりさえ無ければ、けっこうお薦めのスキー場だと思うのですが…。

(最終滑走年:2014/最終更新日:2014.2.11)

奥只見丸山スキー場

みんなそうだと思いますが、私もゴールデンウィークにしか行ったことがありません。でもってその年は雪不足の年で、一番下のところは数メートルだけ雪がなくなってて歩かされました。ゲレンデもこれといった特徴はないのですが、トンネルだらけのシルバーラインを抜けて山と湖に囲まれた場所にやってくる、というシチュエーションだけはなかなかドラマティックです。関係ないけど、真保裕一「ホワイトアウト」を読むと、あー奥只見丸山ってやっぱり凄いところなんだなー、と感慨があらたになります。

(最終滑走年:1989/最終更新日:1998.9.9)

古志高原スキー場

新潟県中越地震の被害で有名になった山古志村にあったスキー場ですが、合併により今は長岡市となりました。スキー場も地震で大きな被害を受け、数年間は閉鎖されていたようですが、今は普通に営業しています。長岡側から来ると、割と地味な景色が続くのですが、スキー場は焼山という山の山頂にあり、そこから東側の眺望が開けると、予想していなかった綺麗な眺めでした。リフトは1本、コースも一部の迂回コースを除くとリフト沿いの1本だけで、全体的に割と細い尾根を通るので、混雑するとちょっと大変かも。(実は私が行った日はイベントをやっていて結構な混雑だったのですが、そんな日は年に数回程度なんでしょうね)

(最終滑走年:2019/最終更新日:2019.3.18)

とちおファミリースキー場

長岡から30分ほど山側に入ったあたり、関東在住の人からすると、イメージの湧きにくい場所にあるスキー場です。ゲレンデはリフト1本、滑ると10秒ぐらいで終わってしまいます。なお、このスキー場はちょうど人里と山との境目ぐらいにあるのですが、そこから山の方にしばらく入っていくと、「とちおグレステンスキー場」というサマースキーのゲレンデがあるようです。

(最終滑走年:2017/最終更新日:2017.3.12)

冬鳥越スキーガーデン

長岡と新潟の真ん中付近、加茂市にある小さなスキー場。もともとはリフトがあったようですが、今はロープトウが2本あるだけです。国道沿いの便利なロケーションで、なぜか鉄道車両が置いてあると思ったら、以前はこの国道沿いに鉄道が通っていて、まさに駅前ゲレンデだったようですね。とはいえ、上に登っても反対側が見通せるわけでもなく、目の前に見える国道に向かって滑っていくという、いたってシンプルなゲレンデです。

(最終滑走年:2019/最終更新日:2019.3.18)

三川・温泉スキー場

昔は三川温泉スキー場と言っていたのが、いつのまにか中点が入って「三川・温泉」になったようです。阿賀野川に沿って只見方面へ登っていく途中にあるので、新潟からの距離の割には奥の方まで来た感じ。ゲレンデは、麓から見て右側が上級用・左側が初中級用というわかりやすいレイアウトですが、上級側の山頂から初中級側にも滑り込むことができて(初心者は無理)、けっこう広がりを感じることができます。

(最終滑走年:2017/最終更新日:2017.3.12)

新発田・二王子スキー場

東京から関越に乗ると、六日町あたりより先まで行く人はほとんどいないでしょうね。でも、渋滞してないときなら、東京〜新潟300km3時間です。仙台や名古屋より近いんですよね。その新潟から1時間弱のところにある新発田・二王子スキー場、別名ニノックススキー場は、リフトこそ2本しかないものの、600m以上の標高差を持つ穴場スキー場です。しかも何故かスキーヤーの大半が下の初心者コースに固まっており、標高差の大半をカバーする上級向けクワッドリフトはガラガラという嬉しい状況です。いやーまだまだ探せば穴場ってあるんですねえ。

(最終滑走年:1997/最終更新日:1998.9.9)

胎内スキー場

二王子からさらに30分ぐらい先にいったところにある、昔ながらのスキー場らしいスキー場。リフトの数は多いものの、全般的に短いものが多く、ロングランの繰り返しというよりは、移動しながらのスキーという感じですが、地形が入り組んでいるので結構楽しいです。ただ、上級者コースはなかなか雪が着きにくくて、閉鎖になってることが多いみたいです。

(最終滑走年:1997/最終更新日:1998.9.9)

わかぶな高原スキー場

新潟県と山形県を結ぶJR米坂線(関係ないけど、この線の名前を聞くと宮脇俊三の「時刻表昭和史」を思い出します)の途中にあるスキー場。県境に近いけど、新潟・新発田・村上あたりの人が来るのでしょうか。ここで面白いのは、午前10時過ぎにいって午前券を買ったら、通常2,700円のものが1,800円になっていました。午後券も14時以降だと安くなるみたい。しかも午前券には「12時以降も使えるラスト1回サービス」なんてのが付いているらしいです。これは嬉しいですね。中腹のレストハウスでお昼を食べて、午後は山頂まで登って滑り降りて帰る、なんてことができそうです。さて、ゲレンデの方はというと、クワッド沿いのコースが平らすぎる(特にトレッキングコースはその名の通りほとんど歩き)のが難点ですが、第3ペアリフト沿いの急斜面は手応えがあるし、スキー場の上半分は横に広がって解放感があり、なかなか好印象でした。

(最終滑走年:2017/最終更新日:2017.3.12)

村上市ぶどうスキー場

昔は「朝日村ぶどう」と言っていたのが、市町村合併で市になったようです。国道7号線沿いとはいえ、けっこう奥まったところにあるので、朝日村の方がイメージには合っているのですが。その国道を新潟市側から行くと、最初に現れる看板のところに駐車場があるのですが、ここに停めるとかなり歩かされるみたい。平日など空いているときは、ゲレンデ横の狭い駐車場に停めた方がずっと楽です。ゲレンデはリフトが縦に2本並んだシンプルなレイアウト。上のリフト横は、快適な中斜面と、未整地のワイルドなコースとが並走しています。下側は、上部の中斜面から連続して滑り込むことができるメインコースと、林間の迂回コース。林間コースからは駐車場に滑り込むことができるので、帰りは歩かなくて済みそうです。上から下までしっかり滑って標高差500m、シンプルながら充実感のあるスキー場です。

(最終滑走年:2017/最終更新日:2017.3.12)

北海道/ 東北道1/ 東北道2/ 関越道1/ 関越道2/ 上信越道1/ 上信越道2/ 中央道-白馬/ 北陸-中部/ 東海道/ 近畿-中国-四国/
北アメリカ/ 南アメリカ/ ヨーロッパ/ オセアニア/ その他/

戻る